サーキュラーエコノミーへ向けての実践とエコシステム構築
サーキュラーエコノミーへ向けての実践とエコシステム構築
本フォーラムでは、京都におけるサーキュラーエコノミーの実践者らへの支援を強化し、その活動をさらに広げるための具体的な施策を探ります。多様なステークホルダーが、未来の社会像を浮かべて有機的に連携することにより、個々の力を結集し、都市全体のレジリエンス向上を実現するための具体的なアクションプランを策定します。
ラスキンは、19世紀産業革命時のイギリスの社会思想家・評論家です。劣悪な商品が大量生産され、都市への人口集中と環境汚染が深刻化した時代。ラスキンが描いた理想的な社会や経済の姿、自然や文化財、生きていくことや生活を自分で創造していくという思想は、「ナショナル・トラスト運動」、「アーツ&クラフツ運動」などに影響を与えていきます。
本事業では、そんなラスキンの生誕200周年を記念して、シンポジウム、展示会の開催に先立ち、ラスキンの思想に対する理解を深めるために、そのプレイベントとして研究会を開催します。
前半は、ゲストであり本事業の実行委員長でもあるコミュニティデザイナー山崎亮さんから、彼が最も影響を受けたラスキンについて詳しくご紹介していただきます。
後半は、ラスキンはじめ、山崎亮さんが影響を受けた偉人たちを紹介した著作「コミュニティデザインの源流」を、「ABD読書法」という新しい参加型読書会で、読み解いていきます。ファシリテーターは、ABD読書法の魅力を国内外に広めているNPO法人場とつながりラボhome’s vi さんです。
効率と経済成長を優先させる現代社会によって、疲弊した地域社会をどうやって取り戻していくのか? ぜひ、ラスキンが描いた「これからの経済やコミュニティのあり方」について、一緒に学んでいきませんか?
また、この日は「五山の送り火」が開催される日です。ぜひ、涼しい会場で大文字山の点火を参加者の皆さんで鑑賞しながら、コミュニティを深めていきましょう。
studio-L代表。コミュニティデザイナー。社会福祉士。
1973年愛知県生まれ。大阪府立大学大学院および東京大学大学院修了。博士(工学)。建築・ランドスケープ設計事務所を経て、2005年にstudio-Lを設立。地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインに携わる。まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくり、市民参加型のパークマネジメントなどに関するプロジェクトが多い。
著書に『ふるさとを元気にする仕事(ちくまプリマー新書)』、『コミュニティデザインの源流(太田出版)』、『縮充する日本(PHP新書)』、『地域ごはん日記(パイインターナショナル)』などがある。
Active Book Dialogue(以下、ABD)という、最近開発されたグループ読書法です。1冊の本を、集まった全員で力を合わせて約1時間で読破し、内容を共有をします。さらに、学びのエッセンスや感動を対話することによって深めることができます。参考:http://www.abd-abd.com
・日時:2018年 8月16日(金)
第1部(研究会):16:30-19:30
第2部(送り火鑑賞会): 20:00-21:30
・会場:Impact Hub Kyoto
地下鉄「今出川」「丸太町」駅から徒歩15分
京都市上京区甲斐守町97 西陣産業創造會館2階
・参加費:第1部:一般2000円、HUB会員1000円
第2部:送り火鑑賞会 一般1500円、HUB会員1000円
第1-2部通し:一般3000円、HUB会員2000円
★第2部は、軽食とお飲み物をご用意しております
・申込:https://ruskin0816.peatix.com から、参加表明をお願いします。
・問合わせ:075-417-0115 [email protected]
・主催:ジョン・ラスキン生誕200周年(2019年)記念事業 実行委員会
共催:The Guild of St.George/ラスキン文庫/一燈園/京都造形芸術大学(予定)
社)Impact Hub Kyoto
後援(候補):京都市・京都府、イギリス大使館(予定)
*第2回めは、10月14日(日)には、慶應義塾大学教授の横山千晶さんをお呼びして開催予定です。