サーキュラーエコノミーへ向けての実践とエコシステム構築
サーキュラーエコノミーへ向けての実践とエコシステム構築
本フォーラムでは、京都におけるサーキュラーエコノミーの実践者らへの支援を強化し、その活動をさらに広げるための具体的な施策を探ります。多様なステークホルダーが、未来の社会像を浮かべて有機的に連携することにより、個々の力を結集し、都市全体のレジリエンス向上を実現するための具体的なアクションプランを策定します。
秋が深まると、多くの人が紅葉を見に寺社や山べりに出かけます。私たちにとって、木々のある風景は、心を満たしてくれるなくてはならないものなのかもしれません。
「森林率」という言葉で、国土の中の森林が占める割合が数字で示されています。 先進諸国の中で1番は、フィンランドの73%。 日本は3番めで、68%です。 日本が森林に恵まれた国であることは想像がつきますが、私たちは日頃、森や木々の豊かさというものを味わって過ごしているでしょうか。世界には、森林率が0%という国すらいくつもあります。 豊かであるはずの日本の森について、ほとんど何も知らない、わざわざ見にでかけたこともない、という人がいるとしたら、それはあまりにももったいないのではないか、という単純な思いから、今回の企画をつくりました。
京都に、おそらく世界で一番、いろいろな森を歩きまわっている青年がおられます。 「僕にとって、かけがえのないもの、美しいものを追い求めていくと、そこには森がひろがっていました。」とおっしゃる、三浦豊さん。 モノを買い漁る時代から、コトを体験する時代にシフトした今、三浦さんが企画する丁寧な「森ツアー」は、知る人ぞ知る体験として、とても予約が取りにくい状態になっています。 今回、「(森に出かけない)森ツアー」を、京都市内のビルの中で、夜のトークイベントとして行います。 森林率がかなり高い日本の豊かさをご一緒に発見し、明日からの楽しみを一つ増やしていただく機会になれば幸いです。
また、森と湖の国フィンランドについて、協会から少しお話もさせていただきます。 当日がせまっていますが、是非お誘い合わせお気軽にご参加ください。フィンランド政府作成の、「意外な」リーフレットも記念品としてご用意しています。今年は日本・フィンランド外交関係100周年なのです。 ご参加をお待ちしています。
日本・フィンランドデザイン協会
日時:9月7日 土曜日 夜6時開会 (5時半受付、8時半閉会)
会場:インパクトハブ京都3階
〒602-8061 京都府京都市上京区甲斐守町97 (中立売通油小路角)
会費:2000円(当日受付にて拝受)
日本フィンランドデザイン協会会員、Impact Hub Kyoto 会員は半額。
お申し込み:メールまたはファクスにて
Email:[email protected]
ファクス:075−711−5430
主催:日本フィンランドデザイン協会
協力:Impact Hub Kyoto
三浦豊さんプロフィール
1977年 京都市生まれ
2002年 日本大学芸術学部卒業 聴風館造園研究所入社
2003年 同社を退社
2004年 日本中の森を巡りはじめる 2010年 森の案内をはじめる 1年を通じて、森林、樹木観察会の「 森ツアー 」を主宰。 これまでに歩いた森は3000ヶ所以上。
―― 森の案内人をして何を伝えたいですか。
「キザなんですけれども、とどの詰まりが、『生きている肯定感』ですかね。生きているという圧倒的なこと、かけがえのなさだと思います」(Yahoo ! ニュース 8月17日号より)
三浦豊さんのサイトhttps://www.niwatomori.com/