サーキュラーエコノミーへ向けての実践とエコシステム構築
サーキュラーエコノミーへ向けての実践とエコシステム構築
本フォーラムでは、京都におけるサーキュラーエコノミーの実践者らへの支援を強化し、その活動をさらに広げるための具体的な施策を探ります。多様なステークホルダーが、未来の社会像を浮かべて有機的に連携することにより、個々の力を結集し、都市全体のレジリエンス向上を実現するための具体的なアクションプランを策定します。
イノベーションは逆転の発想から生まれます。
毎回、価値の転換となるアイディアをもったトップランナーを紹介する『HUB Inspire Me!』。
今回は「不便が世界を変える!?」をテーマに、不便さがもたらすメリットを研究している京都大学デザイン学ユニットの川上浩司さんをお招きします。
ふと考えると、「電動の鉛筆削り機を使うより、ナイフを使ったほうが自分の思いどおりに削れて面白い」 など、視点を変えれば不便さがメリットになることが私たちの身の回りには沢山見つかります。
そんな、単なるノスタルジーではない「不便さのメリット」の実例や、川上さんがどのようにして逆転の発想に至ったのかのストーリーをお話いただくとともに、みなさんで実際に探してみましょう。
宝探しのようなワクワクした時間ですよ!
【プログラム】
18:30 開場
19:00 不便益とは?川上さんによる紹介
20:00 対話「身の回りにある不便益を探そう!」
20:30 交流会
21:30 終了
【参加費】
一般2000円・会員1500円・学生1000円
【講演者プロフィール】
川上 浩司(かわかみ ひろし)
京都大学デザイン学ユニット特定教授/不便益システム研究所代表/デザインイノベーションコンソーシアム理事
人工知能や進化論的計算をシステムデザインに応用する研究を経て、京都大学共生システム論研究室に赴任後は人と人工物の関係を考え直し、効率化・最適化・自動化に代わる新しいデザイン指針を不便益(便利の単線的追求で見過ごされて来た不便の効用)に求める研究に取り組む。2006年からの科学研究費助成の共同研究メンバを中心にウェブ上に不便益システム研究所を立ち上げる。博士(工学)。著書に『不便から生まれるデザイン』(化学同人、2011 年)。計測自動制御学会・ヒューマンインタフェース学会・自動車技術会などで論文賞受賞(1991、 2003、2010、2013、2014年)。
【案内役】
熊倉敬聡
京都造形芸術大学芸術表現・アートプロデュース学科教授 / Impact Hub Kyoto 世話役
脱資本主義的な“もう一つの”文明の創造に向けて、三つのInnovation (Social / Environmental / Self Innovation)がいかに現実の社会空間に実現されうるかその研究と実践に取り組む。2006年から東京で新たな学びの場でありコミュニティづくりの拠点である「三田の家」を運営。NPO法人ミラツク、Art & Society、芸術家と子どもたち各理事。コンテンポラリー・アートとダンスの研究、企画、実践、評論等も手がける。主な著作に『汎瞑想』、『黒板とワイン:新たな学び場「三田の家」』、『セルフ・エデュケーション時代』、『美学特殊C』、『脱芸術/脱資本主義論』など。
【申し込み】
https://docs.google.com/forms/d/1arVCKG4pvDu6szR7ZiLJOlS1elPGC_Hu8g7op2VHQIY/viewform
企画・主催/Impact Hub Kyoto