サーキュラーエコノミーへ向けての実践とエコシステム構築
サーキュラーエコノミーへ向けての実践とエコシステム構築
本フォーラムでは、京都におけるサーキュラーエコノミーの実践者らへの支援を強化し、その活動をさらに広げるための具体的な施策を探ります。多様なステークホルダーが、未来の社会像を浮かべて有機的に連携することにより、個々の力を結集し、都市全体のレジリエンス向上を実現するための具体的なアクションプランを策定します。
本イベントは、開催を延期いたします。
お申込みいただいた皆さま、ご関心をお寄せくださった皆さまには申し訳ございません。
開催時期は、改めてご案内いたします。 ご理解のほどお願い申し上げます。 (2020.2.8)
オンラインでの開催について
3月1日(土)14:00〜に開催を予定しております本イベントは、新型コロナウイルスの感染拡大の状況を考慮しまして、オンラインでの開催に変更させていただきます。
Impact Hub Kyotoでは、「これからのクリエイティビティ(創造性)と環境」をテーマに、既存の概念や制度では捉えきることができない様々な領域の創造的な営みを探究する学びの場として「創造の森」ゼミナールを4月から開始することを計画しています。ゼミナールのガイドブック的な位置付けとなるのが、熊倉敬聡さんが2019年に出版した『藝術2.0』(春秋社)です。ゼミのスタートに向けたプレゼミとして、『藝術2.0』を読む読書会を行います。
読書会では、著者である熊倉さんにもお越しいただき、アクティブ・ブック・ダイアローグ(参加者で1冊の本を分担して読み、発表・共有、対話をする読書法)の形式で2回に分けて読み解きます。
ゼミナールは、この本を手がかりに、そして、著者である熊倉敬聡さん自身にもガイドをしていただきながら、人間のクリエイティビティ(創造性)という神秘的で広大な森を共に探究していこうというものです。現時点では、4月から月1回程度の頻度で、様々な分野のゲストをお招きしてのトークや、参加者自身が手を体を動かして何かを体験しながら考えるイベントなどを開催していくことを計画しています。
今回の読書会の目的は、本書の理解を深めることに加えて、共通のテーマに関心を持つ人が知り合うこと、また、興味を持つ人がゼミの方向性や活動のアイデアを話し合うことを目的にしています。(※読書会に参加できない方も、ゼミナールへのご参加は可能です。また、読書会のみの参加も可能です。)
著者も共に本を読み、そして、対話する貴重な機会。 たくさんのご参加をお待ちしています。
実施概要
●日時:[第1回]2月8日(土)14:00-17:00 [第2回]3月1日(日)14:00-17:00→3月1日はオンライン開催に変更いたします
●会場:Impact Hub Kyoto 2F
●ゲスト(ガイド):熊倉敬聡
●ファシリテーター:熊倉聖子(NPO法人 場とつながりラボhome’s vi)
●参加費(各回):一般2,000円(連続参加される場合、第2回目は1,000円でご参加いただけます)
HUB会員:無料
●内容:アクティブ・ブック・ダイアローグで熊倉敬聡『藝術2.0』を読む(全2回)
※書籍を購入したり、事前に読んだりする必要はありません。
※1回だけのご参加も可能です。
※各回とも、終了後に1時間程度、交流会を行います(参加自由。参加費:別途500円)。
●定員:先着20名(要事前申込。下記のフォームからお申込みください)
●申込みフォーム https://forms.gle/SrJevAR8FaZetxoQA
●主催:Impact Hub Kyoto
■『藝術2.0』概要
西欧近代が作り出した概念であり実践であるArtはもはや歴史的使命を終えようとしている。いっぽうで人類が今や全く新しい創造性の形を模索しつつある――そう捉える著者は、この新たな芽生えを、「藝」の字の由来(「植物に手を添え土に植える」)に鑑み、とりあえず「藝術2.0」と名づけ、工芸、発酵、場づくり、坐禅、学び、コミュニティ、茶道といった多様な分野でイノベーションする変革者たちの冒険の中に探り当てていく。先祖伝来培ってきた「冷たい」クリエーションへと「原点回帰」しつつも、それを現代の感性と美学=「熱い」クリエーションによって再デザインする藝術家2.0たちの創造の現場に立ち会いながら、自らもその実践に乗り出そうとする著者による、既存のアート界の常識を覆す画期的な論考。
キーパーソンたち:小倉ヒラク、藤田一照、中川周士、小山田徹、三田の家、アズワンネットワーク、陶々舎、ステファヌ・マラルメ、千利休、田辺元、野上弥生子、マルティン・ハイデッガー、久松真一、赤瀬川原平、ジャック・デリダ、河合隼雄
■プロフィール
熊倉敬聡
1959年生まれ。パリ第7大学博士課程修了(文学博士)。元慶應義塾大学教授、元京都造形芸術大学教授。フランス文学・思想、特に詩人ステファヌ・マラルメの経済思想を研究後、現代アートやダンスに関する研究・批評・実践等を行う。大学を地域・社会へと開く新しい学び場「三田の家」、社会変革の“道場”こと「Impact Hub Kyoto」などの立ち上げ・運営に携わる。著作に『瞑想とギフトエコノミー』、『汎瞑想』、『美学特殊C』、『脱芸術/脱資本主義論』など、編著に『セルフ・エデュケーション時代』、『女?日本?美?』など。
熊倉聖子
北海道・札幌市生まれ。東京女子大学卒業後、NPO法人アートネットワークジャパンにて、東京国際芸術祭(現F/T)の海外招聘公演や日米劇作家交流事業、演出家・阿部初美の新作クリエイション等に携わった後、川崎市アートセンターのプログラムディレクター就任。育児と介護を担うダブルケアのため退職。震災を機に京都へ移住し、Impact Hub Kyotoの立ち上げや、”子育て×介護予防×アート”に主軸置いた多世代の場「おおきなかぞく」を運営する。現在は、NPO法人場とつながりラボhome’s viのバックオフィス兼ファシリテーターとして、対話の場づくりやまちづくりなどに取り組む。3児の母。
■アクティブ・ブックダイアローグ(ABD読書法)とは?
1冊の本を分担して読んでまとめる、発表・共有化する、気づきを深める対話をするというプロセスを通して、内容の深い理解、能動的な気づきや学びが得られる新しい読書法。書籍を購入したり、事前に読んだりする必要はありません。http://www.abd-abd.com/