「ミスター・トイレ」がシンガポールからやってくる。その男の名前はJack Sim。Singularity大学教授であり、トイレから世界中に大きなインパクトを与え続ける男である。

「トイレ」と聞くと、誰もが話題をさけてしまう。しかし、不十分な公衆衛生施設がどれほど世界中の人々の健康に悪影響を及ぼしているか、あなたは知っているだろうか？ 世界の中では、実に45億人が、安全に管理された衛生施設（トイレ）を使用できていないのがこの地球の現状である。

Jack Simは、40歳ですでに16事業の経営者として活躍していた。そして残りの人生で、誰もが話題にしないトイレをメディアの人気トピックにしようと考え、2001年に「世界トイレ機構」を設立。そしてその継続的活動が実を結び、国連は11月19日を「世界トイレ・デー」として正式な記念日の採択に成功した。

多くの活動が、より大きな社会的インパクトを望みながら、小さくまとまってしまう。では、どうすればいいのか？　今回はそんなJack Simから、世界中の人々に大きなインパクトを与えるための思考やアクションの起こし方を聞こう。

▼Singularity University Kyoto とは？

人類の最も困難な世界的課題に対して、加速的に発展する革新的技術を使って解決することをミッションとした教育機関です。

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▼内容

⑴オープニング

⑵Exponential Talk：Jack Sim氏によるゲストトーク

⑶対談：Jun Sutoさんと、Jack Simさんによる対談

⑷Networking：登壇者交えて、世界を変える半歩を踏み出す懇親会

＊軽食と飲み物をご用意しております。

▼ゲストプロフィール

◉ Jack Sim

貧しい家庭で育つも起業家として成功する。不況の煽りで資産をなくしたことをきっかけに、40歳で社会貢献活動に身を投じることを決意する。98年「Restroom Association of Singapore（RAS）」を結成。「ミスタートイレ」として、当時タブーとされていた公共の場でトイレについて語り始める。01年には「World Toilet Organization(WTO)」を設立、11月19日を「世界トイレの日」と宣言する。その後2005年建設規定の改定を実現することで、具体的な環境改善に成功。以後この規定がシンガポールのみならず、世界が採択する規定へと成長する。

◉ Jun Suto

西海岸と日本を拠点に活動。「Global Citizenship」、「Abundance思考」、「より良い世界への機会創生」を軸に、「健康医療イノベーション」、「食料問題解決」、「教育」などの分野で活動中。日本を起点に北米、南米、ヨーロッパ、アジア/インド、アフリカなどとのコラボレーションのbridgeの強化を目指す。

★2016 XPRIZEVISIONEERS Prize Developer (グランプリ受賞)

★Winner, 2018 Singularity University Japan Global Impact Challenge (GIC) ,

★Finalist, 2017 Singularity University Japan Global Impact Challenge (GIC)

★StartingBloc Social Innovation Fellow”

★Learn Do Share ( http://www.learndoshare.net/ ) Japan Executive Producer

▼当日概要

・日時：7月29日（日）15:00-18:00 開場 14:30

・場所：Impact Hub Kyoto

京都市上京区油小路中立売西入ル甲斐守町97番地

西陣産業創造會舘(旧西陣電話局)

アクセス： 地下鉄「今出川」or「丸太町」駅から徒歩15分

・参加費：一般 2000円／Impact Hub Kyoto会員・学生1000円

*飲み物やスナックをご用意します

・連絡： 075-384-0350　／　 [email protected]

・主催：Singularity University Kyoto Chapter