[共創ラボ] Unwind Meetup:WILLERが拓くMaaSの世界
アンワインド(UNWIND)とは、胸襟を開き、寛がせる様を意味します。
解く、ほどくという元々の意味からの派生のように、古より人類が世界で同じく続いてきた、打ち解けられるコミュニティで生まれる心地よさが、関係性の中の共創を促す囲炉裏や焚火を囲むような場、それがアンワインドミートアップです。
行政・民間・企業が垣根を越えて持っている情報やノウハウを出しあって、本当に地域が望む社会実装に取り組む共創ラボ[CO-LAB Kyoto]として、座学や交流会だけではないソーシャルプログラムとして開催します。
丹後からはじまるIoTによる移動体験を通じた地域創生
第一回目となる今回は、移動によるサービス体験をIoT技術により高め、地域全体の活性化につなげる取り組みを全国で展開しているWILLERグループより、MaaSによる社会実装の重要プロジェクトを担う、京都丹後鉄道の寒竹社長を招き、同分野による地域、サービス、テクノロジーの実装に向けた共創の可能性をテーマにアンワインドします。京都丹後鉄道では、今年8月に観光Maasアプリを導入し、QRシステムを活用した実証実験を進めるています。これからの展開が期待される、日本におけるMaaS事業の最先端の取り組みについてお話しを伺います。
地域交通を移動体験の統合で一変させるMaaS
モビリティ革命を担う中核としてMaaS(マース:Mobility as a Service)という仕組みに注目が集まっています。Maasは2016年に世界で初めてフィンランドで実現した、IoTによる統合型シェアリング交通システム。フィンランドでは、個人が自動車を購入する際の負担をなくし、環境への負荷を軽減するため、多様な公共の交通機関のサービスを統合し、地域に毛細血管のような交通網をつくり、一体化したスマホのアプリを操作することにより、誰もが最適な交通手段で目的地までスムーズに移動できるようになりました。
交通だけではなく地域のあらゆるサービスや営み、観光体験を高めるMaaSの可能性をアンワインド
今回のミートアップでは、講師のお話をもとに、地域に新たな価値をもたらす MaaS の活用の可能性への理解を深め、みなさんと語り合い、さまざまな共創の種が生まれることを期待しています。
MaaSのように、新たなテクノロジーやコンセプト、デザインによるサービスは、これからに可能性を高められる、地域の活性化、すなわち、生活や暮らし、また事を興し、事業やプロジェクトがわくわく生み出せる取り組みを生み出します。共創ラボならではの世界の最先端が京都に集う、まさに「ハブ」を活かし、様々な取り組みを増幅させていくポジティブな場に御参加ください。
▶︎内容
・講師によるMaaS事業に関するプレゼンテーション: 寒竹聖一氏(京都丹後鉄道 代表取締役)
・MaaS共創分野のキーパーソンを交えた理解を深める対話:******
・共創ラボファシリテ―ションによる今回のテーマの可能性を広げる参加者とのディスカッション
▶︎講師プロフィール
寒竹 聖一(京都丹後鉄道 代表取締役)
1982年日本航空入社。旅客関連の現場(予約、営業、国際線客室乗務員、空港)を経た後、海外赴任し支店運営全般に携わる。
帰国後、運航本部訓練部でパイロットの養成、安全問題にかかわった。
その後、客室サービス企画部で旅客サービス、調達部で総額4,000億にもおよぶ契約交渉等の実務を経験した後、空港周辺業務関連会社の経営管理を任される。
日本航空再建の一翼を担った後、2011年より、高速ツアーバス連絡協議会事務局長として国土交通省とともに貸切バス事業形態の高速ツアーバスと高速乗合バスを統一すべくバスのあり方検討会にて国土交通省とともに道路運送事業法新四条の制定にかかわる。
バス事業の統一を完遂した後、外資系空港周辺事業会社の日本代表を歴任。
現在は、京都丹後鉄道の代表取締役。
▶︎開催概要
【日時】2019年9月24日(火)19:00〜21:00
【場所】 Impact Hub Kyoto
西陣産業創造会館3階 京都市上京区甲斐守町97
【参加費】 1000円 *飲み物、お菓子などをご用意します
【定員】35名
※定員に達した場合には申込を締め切らせて頂きます。
【申込方法】
こちらのページよりお申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeLjTuPN8YNamChswOeXC1ZYIQiA6G6XnwNFl-rFCpcIDHujA/viewform
【問い合わせ先】
電話:075-417-0115
Mail:[email protected]
【主催】共創ラボCO-LAB Kyoto
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