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サーキュラーエコノミーが創る京都の未来 ~外国人観光客が生む資源~

Date
Nov 29th
Time
18:30 - 21:00
Location
Impact Hub Kyoto
Price
Free

多様なステークホルダーとの開かれた対話を通じて、チェンジメーカーの活動を支えるエコシステムを形成
人々のWell-beingと持続可能な社会の実現には、システム思考に基づく産学官民の協働が不可欠です。サーキュラーエコノミーにおいても、エコシステムを通じた新たな市場創出が求められています。京都は、コンパクトな都市構造、1200年の歴史、国際性を備え、多くの外国人観光客・留学生が集まり、伝統産業とスタートアップが共存する特異な都市です。これらの特徴を活かし、日本が直面するサーキュラーエコノミーの課題に先駆的に取り組み、「京都モデル」として日本を牽引できる可能性を秘めています。
私たちは現在、サーキュラーエコノミーを京都に実装するチェンジメーカーが創出するインパクトを最大化するため、支援機関(サポーター)、学生、NPO、大企業が参画するエコシステムの構築を推進しています。本ミートアップは、これまでのチェンジメーカーとの対話から抽出されたアジェンダについて、エコシステムの参画者とともに議論を深め、京都独自のサーキュラーエコノミーの具体像を描き、エコシステム構築への解像度を高めることを目的としています。
また今回は、エコシステム構築への理解を深めるための具体的な検討テーマとして、「外国人観光客が創出する資源」に注目します。年間7500万人を超える観光客が訪れる京都には、外国人観光客を起点とした新たな資源循環の可能性が眠っています。観光客の消費行動から生まれる様々な資源をエコシステムによって循環させるという視点で、具体的なサーキュラーエコノミーの実現像を共創していきます。

 

参加をおすすめする方 
3Rにとどまらない、新たな資源の開発やサーキュラーなバリューチェーンの構築に興味のある方
地域における資源循環モデルや都市戦略に興味のある方
環境問題・サーキュラーエコノミーに興味がある学生の方
地域にてサーキュラーエコノミー浸透のための活動を行っている方
技術開発を行っており、技術の社会実装のイメージを膨らましたい企業や支援機関等の方
新規事業開発を行っており、サーキュラーなビジネスを展開するためのエコシステム形成に興味がある企業や支援機関等の方
社内でのサステナビリティの機運醸成を行っている企業や支援機関等の方

 

Impact Hub Kyotoが当活動を行う理由 
Impact Hubは5年前よりBank of Americaとパートナーシップを結び、ソーシャルインパクトにフォーカスしたアクセラレーションプログラムを実施してまいりました。
しかし、サーキュラーエコノミーの分野においては、これまで西洋の文脈中心に展開されてきたという反省があり、アジアの文脈にも適合していく必要性を感じております。日本においても「産業としてのサーキュラーエコノミー」「地域活動としてのサーキュラーエコノミー」「ソーシャルビジネスとしてのサーキュラーエコノミー」とそれぞれ活動が分断しており、持続的な活動を行っていくためのエコシステムに形成が急務となっています。
Impact Hub Kyotoは、チェンジメーカーの活動を支えるエコシステムの構築を通して、京都らしいサーキュラーエコノミーモデル創出の一助を担ってまいります。

 

イベント概要
タイトル: サーキュラーエコノミーが創る京都の未来 ~外国人観光客が生む資源~
日時:11月29日(金)18時30分~21時 / 懇親会21時~(フリータイム)
主催:一般社団法人Impact Hub Kyoto
共催:公益財団法人京都市環境保全活動推進協会
開催場所:Impact Hub Kyoto(京都府京都市上京区甲斐守町97 西陣産業創造會館2F・3F)
参加目安:30人

申し込みはこちら

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イベント次第
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・オープニングトーク(18時30分~)
開催企業のご紹介 /当Meetupの趣旨について

・インプットトーク(18時40分~)
サーキュラーエコノミーを実現する産官学民連携について
登壇者:中台 澄之 (株式会社ナカダイホールディングス 代表取締役​ / サーキュラーパーク九州株式会社 代表取締役​)
リサイクル率99%の中間処理場をもつ(株)ナカダイと、企業や自治体の廃棄物のリサイクル化やCO2削減のコンサルティングを行う(株)モノファクトリーのグループ三社の代表を務め、資源循環ビジネスを展開する。2023年に九州電力(株)と合弁でサーキュラーパーク九州(株)を設立し、共同代表取締役に就任。著書に『捨て方をデザインする循環ビジネス』(誠文堂新光社)など。​

・セッション1(話題提供)(19時10分~)
外国人観光客が生む資源とは ~産官学民の協働を生む京都らしいテーマ~
登壇者:藤本 直樹(株式会社JTB 京都支店 事業開発室)
1995年京都市生まれ。持続可能な観光の理論と実践の往還をテーマに活動。本業、副業、研究の3足のわらじを履くことで、観光セクター、社会的セクター、大学教育の”橋渡し”がライフワーク。 現在は、京都市を拠点に、サステナブル・ツーリズムの発展形とされている再生型観光(リジェネラティブ・ツーリズム)に関連する企画・運営を本業とする。近著には「リジェネラティブ・ツーリズム研究の課題と展望(観光学評論、 2024)」等がある。

・ワーク(19時30分~):外国人観光客が生む資源を回収する仕組みって何だろう?誰が京都のキープレイヤーになる?

セッションを受けながら、シートに問いに対する考えを記載したものを基に、グループディスカッションを行います。

・セッション2(19時40分~)
外国人観光客が資源循環に参画するには ~持続的な協働を実現する概念と仕掛け~
登壇者:田中 千恵子(一般社団法人ツーリストシップ 代表理事)
1998年千葉生まれ。2019年京都大学在学中に、一般社団法人CHIE-NO-WA(後のツーリストシップ)創設、代表を務める。卒業後は、社会起業家として異例のプロ契約をダイドードリンコ株式会社と締結。現在は、一般社団法人ツーリストシップの運営を行い、ツーリストシップの普及に邁進している。2023年のInternational Youth DayでDTTT社が選ぶ世界の若者9人のうち日本人で唯一選ばれた。(東京都在住)

・ワーク(20時10分~)外国人観光客が生む資源を回収するにはどんな仕掛け(企画)を行うと良いだろう

セッションを受けながら、シートに問いに対する考えを記載したものを基に、グループディスカッションを行います。

・セッション3(20時20分~)
「外国人観光客×資源循環」が創る観光地の未来 ~資源循環活動が生む地域の未来~
登壇者:吉川 成美(総合地球環境学研究所 基盤研究部 上廣環境日本学センター センター長・特任教授 農業経済学博士)
農と食を中心にフィールドワークによる環境教育プログラム開発に携わる。早稲田大学早稲田環境学研究所、県立広島大大学院経営管理研究科教授、同大学平和経営学プロジェクト研究センター センター長など歴任。主な著書に「クライメート・チェンジ―新たな環境倫理の探求と対話」(清水弘文堂書房)など。

・ワーク(20時40分~)「外国人観光客×資源循環」が解決する社会課題は何だろう

セッションを受けながら、シートに問いに対する考えを記載したものを基に、グループディスカッションを行います。

・クロージングトーク(20時50分~)
私たちが京都でおこなっていくアクションについて /アンケートのお願い
登壇者:新川 達郎(公益財団法人京都市環境保全活動推進協会 理事長)

・懇親会(21時~フリータイム)

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