AI時代を先取りした未来の学校High Tech High -『Most Likely To Succeed』上映&シネマカフェ
「今の教育で、子どもたちの未来は本当に大丈夫?」
今の教育のどこが問題か? 実は、私たちが習った知識や記憶偏重の学校カリキュラムは、120年前の教育制度をベースにしています。けれど、昨今の急速なテクノロジーの発展によって、学校で身につける①記憶する、②繰り返し作業する、③指示に従う、などの能力はほぼ人工知能(AI)が代わりにできる可能性が高いのです。そんな社会の劇的な変化とは裏腹に、子どもたちは膨大な毎日の時間を、座って授業を聞き、記憶し、試験で評価されることに費やしているのが現状です。
では、これからの子どもたちにはどんな教育の場が必要なのでしょうか?
私たちは今回上映する映画に、これからの学校や教育のあり方の大きなヒントがあると考え、上映会を企画しました。この映画は、「High Tech High(以下、HTH)」という、アメリカのユニークな公立学校をご紹介したドキュメンタリーです。HTHは、全米で先駆けてSTEAM(科学、数学、芸術領域など)に特化した授業を導入して、大変脚光を浴びています。
教科書や試験や成績表はなし。授業は子ども中心に進められ、クラス単位でプロジェクト学習に取り組みます。評価は子どもたち自身によるプレゼンテーションが軸にされています。そんなテストと直結しない授業にも関わらず、卒業生の98%が大学進学している実績も注目されています。
この映画のテーマは、「人工知能 (AI) やロボットが生活に浸透していく21世紀に、今の子供たちが大人になってイキイキと活躍するためには、どんな学びの環境が必要なのか?」です。映画の中には、HTHのユニークな取り組みはもちろん、それを取り巻く保護者、そして現代のアメリカが抱える教育問題についても描かれており、2015年には様々な映画祭で上映されて賞を獲得し、全米の教育にも大きな影響を与えました。
ぜひ私たちとこの映画を見ながら、子どもたちの未来を考えてみませんか?
第1部「Most Likely To Succeed」映画上映(約90分)
第2部 シネマカフェ(約60分)
『2030年に大人になる日本の子どもたちにとって、「成功」とはどういう状態か。またそのためにはどんな資質やスキルが必要か?』という問いを元に、参加者のみなさんで感想を共有したり、グループになってそれぞれの視点や学びを共有しあいます。
*希望者は、https://goo.gl/19pw8u よりお申し込みください。(Facebookでの参加予定ボタンではありませんのでご注意下さい。)
▼開催概要
■日時:12/10(月) 19:00-21:30(終了予定) (18:30開場)
■場所:Impact Hub Kyoto
京都市上京区油小路中立売西入ル甲斐守町97番地
西陣産業創造會舘(旧西陣電話局)
■参加費:学生・HUB会員:1000円 、 一般:1500円 (お菓子、飲み物つき)
■定員:40名
■申込方法:https://goo.gl/19pw8u
■主催(問合せ先):Most Likely To Succeed 上映実行委員会
事務局:Impact Hub Kyoto 075-417-0115 / [email protected]
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