サーキュラーエコノミーへ向けての実践とエコシステム構築
サーキュラーエコノミーへ向けての実践とエコシステム構築
本フォーラムでは、京都におけるサーキュラーエコノミーの実践者らへの支援を強化し、その活動をさらに広げるための具体的な施策を探ります。多様なステークホルダーが、未来の社会像を浮かべて有機的に連携することにより、個々の力を結集し、都市全体のレジリエンス向上を実現するための具体的なアクションプランを策定します。
第9回となります、村口和孝氏の「スタートアップ道場」を2月25日(土)に開催いたします!
特集:「困難への高速対応が、命運を分ける!」
「スタートアップ道場」は、小さな存在であっても、大企業や社会の仕組みにもさまざまなインパクトを与え得る、新しく変革をもたらす事業を志す方々に向けて、日々刻々と変わる世相・ニュースをリアルタイムに紐解き、村口さんの数多くある実体験の中から様々な視点を織り交ぜ、臨場感あふれる実践的なトークが展開されています。
今回のセッションでは、スタートアップが困難に直面した時に、どのような対応を行うことで、危機的な局面を切り抜け、次のステップへと繋いでいくことができるのかということを、ベンチャー・キャピタリストとして、多くの事業をハンズオンされてきた、村口さんの御経験から「困難への高速対応」としてテーマを設定いただき、命運を分けるスタートアップの行動についてお話しをいただきます。
スタートアップはこの世にない事業に取り組むため、理解を得ての資金調達が難しく、社会が受け入れてくれる商品・サービスの開発や、マーケティングの課題、新しさが認知をされるようになると競合他社の参入、差別化を図れるより強いビジネスモデルの確立、新規顧客の獲得やリピーターの維持・ブランディング、苦しい立ち上げ期を、パートナーシップをもって共創してくれる優秀な人材の確保、会社の規模に応じたメンバーのマネジメント、新しいことにチャレンジするがゆえに見落としがちな、法的問題やリスクマネジメント等々….代表となる人々は様々に表れる困難に、直面することになります。
どの様な状況にあっても立ち止まることなく、対処するためには、自分自身の感情やストレスをコントロールし、問題を明確に把握し、適切な解決策を見つけ、緊急時に適切な行動を取るためのスキルや知識、協力者やリソースを効果的に活用する能力、柔軟に対応し、複数のオプションを検討する力等々、個人の生活の中では、なかなか教わる機会のない能力を身に着けていく必要があるようです。
1万人近くの起業家と面談し、常に数十件の投資案件を抱えて国内を奔走する村口さんとの本セッションは、みなさんの事業の「実践」にまつわる様々な障壁に関しても、トップリーダーとしての叡智で、次なる一歩を指し示していただける貴重な「道場」となっております。
あなたが「着想」された事業をどのようなステップで実践し、事業を社会に「適応させ」、さらには資金調達を行い、スピード感を持って次の成長へと発展を重ね、社会に価値を提供する「スタートアップ」へとビルドアップされていくか、2時間、2日、2週間、2か月というタイムスパンで、何を変革し確実に実行へと取り組んでいくことができるかを、村口さんとのセッションを通して体得いただく1日になっております。
セッションのあとには、懇親会形式の交流会も用意されています。村口さんと直接にお話ができるのはもちろん、同じ志でセッションに参加される、さまざまな分野で活躍されるみなさんと、本年の活躍を誓い合う貴重なひと時を過ごしていただきたいと思っております。
【開催概要】
日時:2月25日(土) 11:00-17:00
場所:Impact Hub Kyoto 2F
住所:京都市上京区油小路通中立売下る甲斐守町97西陣産業創造會舘2F・3F
参加費:無料 ※交流会の飲食代はドネーション制
お問い合わせ先:075-417-0115/[email protected]
申込フォーム:https://forms.gle/Fw6Hj8Hqq4rLYrPv9
【講師プロフィール】
村口和孝
1958年徳島県生まれ。1984年に慶応義塾大学経済学部卒業後、証券系ベンチャー・キャピタルの(株)日本合同ファイナンス(現・ジャフコ)入社。1998年に独立し、個人資産も投じて、日本初の個人型ベンチャー・キャピタル「日本テクノロジーベンチャーパートナーズ投資事業組合(NTVP)」を立ち上げた。
これまで出資した、DeNA、インフォテリア、阿波製紙、ウォーターダイレクトなど6社が株式上場(店頭公開含む)に成功。通算成績でキャピタルゲイン250億円と、独立系ベンチャー・キャピタリストとしては、日本随一の実績を収めている。