特別談話『 アート・デザインと文化人類学』@Impact Hub Kyoto(共催)
2023年7月5日 (水) 19:00 開始ー20:30 終了
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このイベントでは、デザインプロデューサーの山下彩香と、写真家で文化人類学者の丹羽理が、アート・デザインと文化人類学の近年の交差や、民族誌とフィールドワークという方法の可能性について、また、文化人類学 x アート・デザインの視点からわたしたちの日常を見ることの面白さについて、ゆるりと語ります。当日は、お互いのフィールドであるフィリピンについての話も交えつつ、特別ゲストとして参加する、フィリピンはカリンガ族出身の竹楽器アーティスト、エドガー氏も一緒に、スペシャルな一夜をお届けできればと思います。参加者の皆様との交流・ディスカッションを通して「学び合い」の場になることを目指しておりますので、ぜひお気軽にご参加ください!
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【開催概要】
日時:7月5日 (水) 18:45 開場 19:00 開始 20:30 終了
場所:Impact Hub Kyoto
住所:京都市上京区油小路通中立売下る甲斐守町97西陣産業創造會舘2F
アクセス 京都市バス「堀川中立売」から徒歩三分、地下鉄烏丸線「今出川駅」から徒歩15分
お問い合わせ先:075-417-0115 / [email protected]
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【参加費用と申込方法】
12歳以下 無料
学生 1000円
一般 1500円
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申し込みフォーム
(ウェブ参加締切は7月4日(火)の17時となりますが、参加人数に余裕があれば当日参加も可能です)
定員20名
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山下 彩香(やました あやか)
デザインプロデューサー。デザイン/アート、環境科学、国際開発の分野での学びと実践をベースに、様々な社会問題の解決に、学際的な対話とコラボレーションを促進することを⽬指す。現在、⻑野県⽴⼤学非常勤講師、ハーバード⼤学⼤学院デザインスクール博⼠課程在籍。同⼤クリティカルランドスケープデザインラボ、コーディネーター。東京⼤学農学部(国際開発農学)、同⼤学院国際保健学(人類⽣態学)修⼠課程、ハーバード⼤学⼤学院デザイン学修⼠(フルブライト奨学⽣)修了。 https://www.cultibase.jp/articles/8225
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丹羽 理(にわ さとる)
写真家、文化人類学者。現代アートの制度内に回収されない、日常実践と結びついた創造的行為へ着目し、「アート」とは何かを文化人類学の視座から探究している。現在はフィリピンのアート・アクティビズムをテーマとして研究を行っている。フォトジャーナリストとして国内外で10年ほど活動したのち、ベルリン応用科学大学映像メディア人類学修士課程を修了。現在、京都大学人間・環境学研究科博士後期課程在籍。https://satoruniwa.net/
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EDGAR BANASAN(エドガー・バナサン)
フィリピンの先住民族カリンガの出身で、竹楽器の数少ない専門家としても知られる竹工芸家。竹楽器を紹介するアルバムを3枚発表。教育者としても、フィリピン国内はもとより世界各地にて、工芸や音楽のワークショップを精力的に行っている。2019年にはインド国立デザイン学院の客員教員を務めた。工芸は楽器だけでなく、ジュエリー、家具、インスタレーション、セルフビルドの家など多岐にわたる。2016年、金沢美術工芸大学にて、工芸研修を終了。現在は、山下が運営するEDAYA(http://edaya-arts.com/)が拠点を置くフィリピン北部にて、地域発のアート団体Tuba Arts Guildの代表も務めている。https://edgarbanasan.mystrikingly.com/