特集:
どうする起業家?に向き合え!〜虫の進化(イモムシ→サナギ→蝶)から、スタートアップの飛躍イメージを学ぶ〜
「スタートアップ道場」は、小さな存在であっても、大企業や社会の仕組みにもさまざまなインパクトを与え得る、新しく変革をもたらす事業を志す方々に向けて、日々刻々と変わる世相・ニュースをリアルタイムの紐解き、村口さんの数多くある実体験の中から様々な視点を織り交ぜ、臨場感あふれる実践的なトークが展開されています。
今回のセッションでは、スタートアップが如何に社会に適応し独自の価値を発揮する存在へと成長していったのかについて、ベンチャー・キャピタリストとして、多くの事業をハンズオンされてきました、村口さんの御経験から「虫の進化(完全変態)」になぞらえたテーマを設定いただき、スタートップの進化の様相をお話しいただきます。
社会のなかで、どの様な役割を果たすのかわからない「イモムシ」の状態から、大空を自由に飛び回れる「サナギ」の状態をへて、社会の中で重要な役割を担い独自の進化を発揮する「成虫」となって大空を飛び回る、昆虫の成長には地球環境や生物社会に「適応」する、独自な「進化の秘密」が隠されているという事がわかってきました。
大企業の作成したインフラの隙間で独自のサービスを提供する「片利共生」といえる事業や、社会の人々にとってなくてはならない、日常のなかでそばにあってほしい便利さを提供する「絶対的相利共生」といえる事業まで、人々の社会生活に「なくてはならない」と思っていただけるだけの「適応力」が、スタートアップには必須であるという視点から、「スタートアップの多段階(完全変態)発展法」としてお話をいただくセッションになります。
1万人近くの起業家と面談し、常に数十件の投資案件を抱えて国内を奔走する村口さんとの本セッションは、みなさんの事業の「実践」にまつわる様々な障壁に関しても、トップリーダーとしての叡智で、次なる一歩を指し示していただける貴重な「道場」となっております。
あなたが「着想」された事業をどのようなステップで実践し、事業を社会に「適応させ」、さらには資金調達を行い、スピード感を持って次の成長へと発展を重ね、社会に価値を提供する「スタートアップ」へとビルドアップされていくか、2時間、2日、2週間、2か月というタイムスパンで、何を変革し確実に実行へと取り組んでいくことができるかを、村口さんとのセッションを通して体得いただく1日になっております。
セッションのあとには、懇親会形式の交流会も用意されています。村口さんと直接にお話ができるのはもちろん、同じ志でセッションに参加される、さまざまな分野で活躍されるみなさんと、本年の活躍を誓い合う貴重なひと時を過ごしていただきたいと思っております。
【開催概要】
日時:2023年1月28日(土) 11:00-17:00
場所:Impact Hub Kyoto 2F
住所:
参加費:無料 ※交流会の飲食代はドネーション制
お問い合わせ先:075-417-0115/[email protected]
【講師プロフィール】
村口和孝
1958年徳島県生まれ。1984年に慶応義塾大学経済学部卒業後、証券系ベンチャー・キャピタルの(株)日本合同ファイナンス(現・ジャフコ)入社。1998年に独立し、個人資産も投じて、日本初の個人型ベンチャー・キャピタル「日本テクノロジーベンチャーパートナーズ投資事業組合(NTVP)」を立ち上げた。
これまで出資した、DeNA、インフォテリア、阿波製紙、ウォーターダイレクトなど6社が株式上場(店頭公開含む)に成功。通算成績でキャピタルゲイン250億円と、独立系ベンチャー・キャピタリストとしては、日本随一の実績を収めている。 |