【出版記念】Ruskin+ 今、大切にすべき暮らしの価値とは
◆目的
ジョン・ラスキンはイギリスの美術批評家であり、社会思想家です。ラスキンは、機械化により多くの仕事が脅かされ、働く喜びを失っていた産業革命の時代を生きてきました。そして、その社会の転換期において現代の課題にもつながるような大切な考えを残しています。
本イベントでは、ラスキンの考え方に触れ、現代の課題やこらからの地域のあり方について考えます。
◆イベント概要
〇日時
9月27日(水)19:00-21:00
〇場所
Impact Hub Kyoto 2F
〇参加費
一般(書籍「Ruskin Festival」持参の方):1,000円
一般(書籍持参でない方): 1,500円 ※当日、書籍を購入していただくことも可能です。その場合、参加費は1,000円とさせていただきます。
Impact Hub会員 :1,000円
〇プログラム
開会・趣旨説明
<プログラム1>
講演(広井良典氏)
テーマ:未来のデザイン――ラスキンの時代と今
対談 広井良典氏 ×山崎亮氏
テーマ:理想の社会・地域のあり方を考える
<プログラム2>
参加者同士の意見交換
テーマ:理想の社会・地域について考える
<プログラム3>
質疑応答
◆登壇者
広井 良典(京都大学教授)
1961年岡山市生まれ。東京大学・同大学院修士課程修了後、厚生省勤務後、96年より千葉大学法経学部助教授、2003年より同教授。この間マサチューセッツ工科大学(MIT)客員研究員。2016年より京都大学教授。専攻は公共政策及び科学哲学。限りない拡大・成長の後に展望される「定常型社会=持続可能な福祉社会」を一貫して提唱するとともに、社会保障や環境、都市・地域に関する政策研究から、時間、ケア、死生観等をめぐる哲学的考察まで幅広い活動を行っている。著書に『コミュニティを問いなおす』(ちくま新書、大佛次郎論壇賞)、『ポスト資本主義』(岩波新書)、『人口減少社会のデザイン』(東洋経済新聞社)、『科学と資本主義の未来: <せめぎ合いの時代>を超えて』(同)など。
山崎 亮(studio-L代表)
関西学院大学建築学部教授。コミュニティデザイナー。社会福祉士。
1973年愛知県生まれ。大阪府立大学大学院および東京大学大学院修了。博士(工学)。建築・ランドスケープ設計事務所を経て、2005年にstudio-Lを設立。地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインに携わる。まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくり、市民参加型のパークマネジメントなどに関するプロジェクトが多い。著書に『コミュニティデザインの源流(太田出版)』、『縮充する日本(PHP新書)』、『ケアするまちのデザイン(医学書院)』、『地域ごはん日記 おかわり(建築ジャーナル)』などがある。
◆申し込みについて
以下のgoogleフォームにアクセスし、必要事項をご記入の上お申込みください。本の購入もここから可能です。※申し込み締め切り:9月22日(金)
Googleフォームはこちら
◆お問い合わせ
075-417-0115/[email protected](Impact Hub Kyoto)
◆主催
Impact Hub Kyoto
◆協力
大阪ラスキン・モリスセンター
studio-L
◆ジョン・ラスキンの思想を事前に学ぼう
これまでにも、ラスキンの思想に触れたイベントとして、まちづくりやモノづくりの第一線で活躍される方をお招きした読書会やシンポジウムを開催してきました。その経緯を1冊の本にまとめています。一般販売はしておらず、本イベントにお申込みいただける方のみ購入が可能です。本イベントにご参加いただく前にラスキンに関する理解を深めたい方はご購入をご検討ください(本書は当日会場でもご購入いただけます)。
※1週間前までに注文いただければ、イベント前に発送可能です。
【この書籍について】
2020年1月19日に開催されたラスキン生誕200周年「ラスキンシンポジウム」が行われてから3年半の月日が過ぎました。Impact Hub Kyotoで開催された読書会の様子からシンポジウムまでの一連の流れをまとめた「Ruskin Festival」という本がついに完成いたしました。
この本は600冊限定で印刷し、書店は介さずに、ラスキンについて理解深めたり、ラスキンにまつわるプログラムに参加していただいたりした方にのみご購入いただこうと考えています。
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