アジア太平洋起業家育成プログラム(AMP)
――インパクトハブヤンゴンが2回目の地域セッションを主催
インパクトハブは、世界50以上の国、100以上の都市に拠点を持ち、社会的インパクトをもたらすことを目指す起(企)業家が集まるコーワーキングスペース・コミュニティです。
その中で、アジア太平洋の10のインパクトハブ(京都、ダッカ、クアラルンプール、上海、台北、プノンペン、マニラ、ワイカト、ジャカルタ、ヤンゴン)が共同して、2021年7月より、起業家育成プログラム“Accelerate Membership”を、Bank of America/Shopifyとの連携で、提供しています。参加起業家は、アジア太平洋10か国で100名を数えます。
プログラムの詳細はこちらから。
第2回地域イベント: バリュー・プロポジションのリフレッシュおよびビジネスモデルのピボットについて
Impact Hub Yangonの共同創設者, オッカ ミョウとクラウスオバーバウアーが、7月30日の13時30分から15時までの間、2回目の地域セッションとしてバリュー・プロポジションのリフレッシュおよびビジネスモデルのピボットについて講演しました。
ウェビナーの内容はバリュー・プロポジションのリフレッシュおよびピボットについての実践的な話が話されました。
「 バリュー・プロポジション Value proposition 」とは、 「 顧客 に提供 す る価値の組み合わせ」とのことで、英語 のビジネス業界において よく使われている概念です。 「ピボット・ Pivot 」も英語のビジネス用語で、「方向転換」など、戦略を変えることを表しています。
AirBnBなどの成功例を分析し、バリュープロポジションの重要性を説きました。
写真のモデルは、9ブロックモデルと呼ばれています(九つの部分・ブロックがあるため)。この事例にある「 Key Proposition 」は「 Value proposition 」と同じです。
9ブロックモデルはビジネス業界で一般的に使われているモデルの一つです。
バリュー・プロポジションをいつ作るべきなのか? そうした具体的な項目に言及しながら、起業において最も重要なシードについて考える機会が設けられました。
ビジネスの方向性を変えるときに、またバリュー・プロポジションから考えていく必要があると講演者らは言いました。
ピボットというのは、同じビジョンを持ちながら戦略を変えるということを指しています。事業開発においては最近できた概念です。なぜピボットする必要が あるかというと、様々な変更・変化に対応する必要があるためです。
変更・変化はビジネス側または顧客側のどちらかに発生しますが、ビジネスはその変更・変化に対して、常に適応していく必要があると講演者は語りました。
具体的なビジネスモデルの作り方に直結する面もあることから聴講者の熱の入りようも凄まじいセッションとなりました。