訪問レポート | Imapct Hub Taipei 「1人1人の選択が、私たちの未来を決める」
27 12月 2019 - impact hub kyoto
こんにちは!Business Development担当のです。
あっという間に今年もあとわずが、もうすぐ2020年ですね。いかがお過ごしでしょうか。
今日は、私の所属するGLOCAL CENTERでの次年度事業の調査も兼ねImpact Hub Taipeiのオリバー、リッチを訪ねてきましたので当日の様子をお届けいたします^^

 7月に新しくオープンしたばかりの2つのオフィスは、NPO HUB TAIPEIと、政と市民と連携しビル全体の管理運営もうImpact Hub Taipei。9割のテナントが台北のNPO団体で、若者の選挙率をあげる活動、ネパールの地震後の教育支援、女性の社会進出サポート、台湾のミシンの会社による”アップサイクル”普及リサイクル事業など、各フロアで活動紹介を受けました。
 特に印象的だったのは、カルフールとの食を通じたSDGs達成のためのコラボレーション!!
Impact Hub Taipeiのメンバー企業は、自国の企業はもとより日本企業ダイキンや仏企業カルフール等アジア進出をしている企業さんの名前も多く見受けられました。(今回、Impact Hub Kyotoのパートナーである京都信用金庫の常務理事にもご一緒いただきました。
 1階のカルフールとのコラボによる食のアンテナショップの壁には「1人1人の選択(消費)が私たちの未来を決める」という力強いメッセージが。販売されている食材はケージフリーの鶏の卵やオーガニックフード、環境コンシャスな企業の商品や、私たちの手に渡るまでのプロセスが見える化されていました。
オリバーから、カルフールのCEOにこのストアがもたらす価値とスケールの可能性を説明し、決して簡単ではない交渉であったが、許可を得た後3日間でレイアウトや商品を揃え、このストアをOPENしていたとのこと。スピード感が半端ないです!!!この取り組みは本国のフランスではまだわれておらず、モデルケースとしてヨーロッパはじめ各地でも実施される予定だそうでこれからが楽しみですね ♪
また、リッチは現在38歳のIT大臣オードリータン氏をはじめとする各大臣と肩を並べ青年部会にアサインされこれからの政策を協議実装しているメンバー!ソーシャルイノベーションを加速させるにはITが必要不可欠ということで、それらのプロセスは常に見える化され、公開。こうした変化はオードリータン氏が着任後ここ2年くらいということで、2人がもたらしているパワーとアクションにはただただ脱帽しました。
お土産に、リサイクルイ素材のbeerグラスまでいただきました!
1年間お世話になったみなさま、学び多き1年をありがとうございます。
来年もよろしくお願いいたします。