大盛況の内に終了した、BEYOND KYOTO。社会課題の解決や事業化支援を学生団体にも広げる試みに、Impact Hub Kyotoも協賛しました。
そのプログラムの一つである、社会課題と向き合う学生団体の支援プログラム”NEW AGE KYOTO”の模様を、(株)talikiの中村多伽さんにレポートしていただきます!


若手起業家の支援事業を行う(株)talikiと、挑戦する人を応援するコミュニティハウスを運営する(株)DADAは、”NEW AGE KYOTO”というプログラムを実施いたしました。
こちらでは、2019年6月〜7月に行われたこの取り組みについてtaliki中村よりお伝えいたします。

 

社会にイノベーションを起こす。社会課題を解決する。いつだってそのニューウェーブは若者が起こしてきました。
また、課題を自ら発見し、ゼロから価値を創出し、方向性を決めチームをマネジメントする若者集団である”学生団体”は、これからの日本を担う存在でもあります。
そこでtalikiとDADAは本気で社会のウェルビーイングについて思考し、社会課題と本質的に向き合う学生団体の個人を応援する、日本全国応援型コンペティション”NEW AGE KYOTO”を開催しました。

 

”NEW AGE KYOTO”では、社会課題に真っ向から向き合う学生団体を公募し、書類審査、ディスカッション選考、最終審査を通して学生団体同士の学びと交流の場を提供すると同時に、ファンづくりをサポートします。
ディスカッション選考を通過した団体は京都の各企業・taliki社・DADA社より「資金」「マネジメント」「集客」など学生団体共通のお悩みの解決をサポートいたします。
本気で思考し、本気で実行し、本気で社会課題を解決する人のためのプログラムですので、審査では各団体の「規模」「設立からの年数」「プレゼンテーションの上手さ」は一切加味しません。
また、学生団体に所属する”個人”にフォーカスしますので、各団体からの参加者数は自由、役職は不問です。

 

書類審査を通過した団体は、複数グループに分かれてImpact Hub Kyotoにてディスカッション審査が行われました。

 

DADA執行役員の原田岳やtaliki代表取締役の中村多伽を交え、候補者たちと共に、取り組んでいる社会課題や彼ら自身がやる意義について数時間話し合います。
書類審査では27名が通過しましたが、最終審査まで残るのはたったの6名。
応募してくれた全ての人々が、真剣に悩み、試行錯誤し活動しており、そこから6名を選ぶ自体が果たして正しいのだろうか、など運営側でも議論しながら進めていきました。

 

見事最終審査を通過した6名は、「学生と音楽の可能性を追求する」という理念を掲げ、音楽フェスの企画・運営を行う学生団体UMF高村治輝さん、『ファッションで人々を応援する』をコンセプトに、覚悟と愛を持ち革命を起こすために活動する”人”〜hito fashion〜大川航さん、国内留学制度を作るMeReE瀧井七海さん、親子で芸術を楽しめる環境づくりを行なう梶本大雅さん、多種多様な人々が「感動」を共有することで尊重しあい繋がる、デジタルクリエイティブな空間演出を行うEntervibe小川玲香さん、語りをコンセプトにしたBarで、学生・教授・社会人・起業家の肩書きを超え、ラフに自分たちの価値観や人生観をぶつけあえるような空間を提供するKatharsis山本周雅さんでした。

彼らを対象に、同じくImpact Hub Kyotoにてミートアップが行われました。

 

このミートアップでは、京都で活躍する社会人の方々をアンバサダーとしてお招きし、最終審査を通過した6名のプレゼンを聞き、質疑応答やフィードバック、提案をしていただきました。

 

最終審査は、7/28(日)に京都リサーチパークにて開催される「BEYOND KYOTO」イベント内にて行われました。
ここでは6名の学生に300人ほどの観客・審査員の前でプレゼンテーションをしていただき、観客と審査員の票を一番獲得した方には賞金が授与されます。

 

見事最優秀賞を勝ち取ったのは絵本の読み聞かせとコンサートを融合させ、親子のコミュニケーションを促進させる活動をしている梶本大雅さん(大阪音楽大学3年)。そのほか、”最も命に狂う人”とし てファッションブランドを立ち上げた大川航さん(神戸学院大学3年)がDADA賞を、” 最も幸せを考えさせられた人”として小川玲香さん(立命館大学3年)がtaliki賞を授与されました。

 

また、7/28(日)当日は最終審査を通過しなかった学生団体も、ブース出展や30秒プレゼンなどを行い、イベント参加者やゲストと交流しました。

 

イベント終了後1ヶ月経った8/26(月)には、Impact Hub Kyotoにて登壇者たちが再び集い、現状報告や課題についてシェアする「AFTER BEYOND」を企画し、それぞれの悩みと解決策を考えました。

 

今回のNEW AGE KYOTO、そして最終審査のBEYOND KYOTOでは、「正解のないもの、未完成なもの」にスポットライトを当てていました。例えばNEW AGE KYOTOの登壇者は団体の規模や創設年数は小さく、創設者自身による理念のブラッシュアップも道半ばです。しかし私たちtalikiのすべきことは、完成されているものや世の中ですでに評価されているものに追従することではなく、真の社会課題の解決を鑑みた上で本当に考えなくてはいけないこと、見なくてはならないものを発掘し、そこに時間や資金やその他リソースを投資し、プレイヤーが孤立しないよう関係性を構築することだと考えています。

完成されていないもの、正しいかわからないもの、失敗段階のもの、それらを人類の未来の素地を作る大切な一要素として、talikiとDADAはこれからも「夢のある若者」を応援してまいります。

 

impact hub kyoto