今年もやってきました、共創ラボの季節が!!


『共創ラボ』とは、

毎年、異なる全国の地域課題をテーマに取り上げ、実際の舞台となる地域で開催し、

本来地域の持つ魅力を活かし継続的な課題解決策を提言・実行する取り組みです。

 

今年は、11月23日(金)〜24日(土)に京丹後で、『Kyotango Hack』と銘打ち、

共創ラボを開催しました。

 

*Hackに込められた想い〜〜〜

【ハッカソン(Hackathon)】とは、ハック(Hack)とマラソン(Marathon)を掛け合わせた造語です。

またハッカソンは、エンジニア、デザイナー、プランナー、マーケターなどが集まってチームを形成し、
与えられたテーマに対して、それぞれの技術やアイデアを持ち寄り、短期間(1日~1週間程度)に集中して
サービスやシステム、アプリケーションなどを開発する開発イベントの一種です。
「ハック」や「ハッカー」といった言葉は、システムやソフトウェアを解析・改造するなど、
「物事を改善していく」という意味合いを持つポジティブな言葉です。
決められた期間の中でチームでマラソンの様に走っていきながら「物事を改善」するのが、ハッカソンです!

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◆Kyotango Hackでは、
『モビリティ』『国際観光』『農業』のテーマを基に、

実際に最前線で地域課題に取り組んでいる方々を『チャレンジセッター』としてお呼びしました。

 

『モビリティ』

目的:京丹後鉄道を利用した京丹後地域の活性化のため、多様なステークホルダーの参画や交通施策を活用し、

個人や組織、地域のモビリティ(移動状況)が、社会にも個人にも望ましく変化する地域社会を創る。

チャレンジセッター:WILLER TRAINS株式会社

 

『国際観光』

目的:京丹後地域は観光地としてのポテンシャルを持ちながら、海外観光客の誘致が進んでいるエリアと

進んでいないエリアのギャップに対して、空き家を有効な雇用創出に使うことで、地域課題の解決にあたる。

チャレンジセッター:中山慶様 一般社団法人里山デザイン インバウンド事業担当


『持続可能な農業』

岡村芳広様 一般社団法人Tsuchika 代表理事
人手不足な京丹後の農地で必要とされる循環型経済を実施したエコシステムを構築し、
野菜の廃棄抑制や循環資源としての生産物利用の促進など、地域農業における循環型モデルの活用の可能性を導く。

 

 

彼らチャレンジャーセッターから実際の課題を提供してもらい、新しいアイデアの開発やネットワークの構築と実行を目的に、
ハッカソンに挑みました。

 

◆ハッカソン内容

11月23日(金)

①モビリティワーク 丹後鉄道の旅 (インプット①)

・福知山駅より丹後鉄道に乗車

 貸し切り列車白松に乗車(大江駅にて降車し大江付近の物語をお伺いする)

・Willer Trains株式会社代表取締役社長の寒竹様、京都府政策企画部副部長の村尾様より丹後鉄道や地域に関するご説明・解説

  • 現状の課題:関西で三番目の長さ(114km)を誇る丹後鉄道の活かし方として、住民および観光客の双方のニーズに応えられるサービスの創出)
  • 114kmカフェのご紹介
  • 丹後鉄道あかまつ、くろまつ、あおまつのご紹介
  • 天橋立のご紹介
  • 質疑応答 

・電車内にてテーマごとのチーム分け

・チームビルディング(交流を深めることを目的とする)

 

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②水の江コミュニティセンターにて開会

・開会挨拶

・京丹後市の現状(インプット②)

 国際観光 橘風苑社長白井様

 京丹後市より野木様、松尾様

・チャレンジセッターよりテーマごとの詳細

・チーム分け

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③夕日ヶ浦温泉「花ゆうみ」にて夕食

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④ナイトハック

・テーマごとに会場へ移動

農業…サカタノヤカタ

国際観光、モビリティ…水の江会館

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11月24日(土)

⑤朝食

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⑥発表会

・3テーマ全6チームにより発表

・プレゼン5分、質疑応答5分

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■チーム紹介

【モビリティ】

『わくわくドキドキ』

ワゴン販売でポイントをGetするなど鉄道に関連するゲーム・ミッションを設定する傍、鉄道の位置情報などのデータ収集システムを開発。

 

『114km MARKET』

「鉄道は”人”と”モノ”を運んでいるが、”場”を運べていない」という点に注目し、線路上のコンテナを「パケット」として、鉄道を「動くマーケット=”モ場リティ”」として、待っていても向こうからやってくる移動式マーケットを鉄道内に開設する。

 

【国際観光】

『チームたぷんたぷん』

「名物に美味いものなし」=本当においしいものは全国区になる、という信念のもと、”シズル感のある写真”を投稿できるシステム、GoogleマップやLINEチャットボットを利用した予約システムを通して「京丹後飯テロマップ」を作成する。

 

『The Best Hackers』

”Fresh Kyotan Go”と名を打ち、主に中国・台湾・香港からの外国人観光客をターゲットとして、手料理の体験を可能とする予約サイトの開設を通して、京丹後ならではの食材や手料理を紹介し、ベジタリアンやビーガンなど幅広い層へ無理のないサービスの提供を目指す。

 

【農業】

『農業新人類NEO』

ドローンによる農地現地の遠隔モニタリング、アプリやスマホでのログ取得などロボやIT技術を駆使した農業支援や、それらを通じて日本にとどまらず世界に通用する人材の高度化を目指す。

 

『未来風土記』

QRコードを使ってネット申し込みを可能にするなど農業の広報活性化、お金の回り方などの教育や実体験プログラムを通した教育システム、そして「風土列車」や「村の文化祭」企画、テーマパークの創設など、”未来から今を発想(デザイン)する”団体。

 

⑦審査

■審査員紹介

足立渉氏(京都北都信用金庫 地域創生事業部 常勤理事 部長)

安部考幸氏(京都銀行 公務・地域連携部 次長)

寒竹聖一氏(Willer Trains株式会社 代表取締役社長)

田中英一氏(田中運送 社長)

長瀬啓二氏(TANGONIAN 代表)

中山慶氏(一般社団法人里山デザイン インバウンド事業担当)

村尾俊道氏(京都府政策企画部 副部長)

 

【審査の基準】

  1. 地域性
  2. 創造性
  3. 一緒にやりたいか

 

・参加者同士で投票(1人2票)

 

⑧結果発表

・審査員による結果発表

 

【京都銀行特別賞】

『農業新人類NEO』

 

【京都北都信用金庫特別賞】

『未来風土記』

 

【農業賞】

『The Best Hackers』

 

【京都銀行特別賞】

『わくわくドキドキ』

 

【モビリティ賞】

『114km MARKET』

 

【国際観光賞】

『チームたぷんたぷん』

 

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10 全体としての成果、感想

ハッカソンの醍醐味として、異なる業種・異なる業界から集まった参加者の方々がお互いその日に出会った状態で
交流を深めながら様々な意見やアイデアを出し合い、とてもおもしろい化学反応が起こっていた。
どのチームも夜遅くまで作業に没頭しており、明け方4時まで寝ることなく作業を続けたチームもあった。

その中でチーム全員が発表する内容に納得し自信を持って発表している姿を目の当たりにし、
とても意味のある重厚なコンテンツとなったと感じた。

 

通常のハッカソンにありがちな「地方の方々を都市部にお呼びして開催するハッカソン」とは一線を画し、
丹後鉄道をはじめ京丹後へ実際に足を運び、その空気感や課題を肌で感じた上で取り組んだ本ハッカソンは、
参加者それぞれの感性や問題意識に確かな刺激を与えるものであり、ユニークな取り組みだと胸を張れるプログラムが成功したと
運営側も感じることができた。

 

shota