ABD読書会『LIFE SHIFT』開催レポート

 

「100歳まで生きれるなら、どんな人生を過ごしたいですか?」

 

こんにちは、ImpactHub Kyotoインターン生の近藤百合菜です。

2018年7月20日、Impact Hub会員の小室勝裕さん主催でABD読書会を開催しました。

※ABD読書会とは(以下URLを参照 http://www.abd-abd.com/)
今回読んだ本は、『LIFE SHIFT 100年時代の生存戦略』

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出典:楽天ブックス

本の題名を知らない方も、「100年時代」というワードは聞き覚えがあるのではないでしょうか。それもそのはず。この本が発表されてから、色んなメディアが「100年時代の○○」というタイトルで記事を出しているからです。2017年流行語大賞でも「人生100年時代」がノミネートされました。

「…100年時代って、実際どうなの?」

 

今回の読書会参加者の方々から、読書前にあがった声です。100年という途方も無い数字を突きつけられ、「100年生きれるなんて幸せ!」というより「老後の貯金とかどうすればいいの…」と、みなさん不安を感じていました。

最初に参加した意図を共有することで場の一体感が高まります

参加者ひとりひとりの気持ちを共有し終えた後は、いよいよ読書。
一章ずつ分担して本を読み進め、内容をまとめていきます。

みなさん真剣に取り組んでいます

章によっては難解な章もあり、苦戦している方もいらっしゃいましたが、全員時間内にまとめまで終えることが出来ました。

読み終えたあとは、一人ずつ自分のまとめた章を発表していきます。時に主催の小室さんの解説を交えながら、本の内容をじっくり理解していきました。

みなさんの発表のなかで印象に残ったキーワードは、「無形資産」。無形資産とは、家族、友人、スキル・知識、肉体的・精神的健康といった、「お金に換算できないもの」をさします。

「そんな無形資産を、もっと意識しよう!」

 

と、本書は主張しています。

 

例えば、人はお金などの有形資産の話ばかりしがちですが、「パートナーとの関わりかた」「余暇の使いかた」の話に時間を費やすことを提唱したり。給料・年金など有形資産のみで繋がる企業と働き手に対し、「職場外でのつながり作りの後押し」など、無形遺産でのつながりを契約に反映させるべきだと述べていたり。

 

カタチに残らないものは、定量的に評価するのが難しいため、ついついおろそかにしてしまいますよね。では、「定量すること」に重きを置かなければいいのか。重きを置かないためにはどうすればよいのか。考えてみるのも楽しいかもしれません。

「もっと本の中身を知りたい」

 

そんな読者の声が聞こえてきました。では折角なので、私が読んだ章を詳しく解説しましょう。

 

私の担当は「第6章 新しいステージ-選択肢の多様化-」でした。

シンプルにまとめると、この章が言いたいことは、
100年時代では
①エクスプローラー
②インディペンデント・プロデューサー
③ポートフォリオ・ワーカー
という3つの新しい人生のステージが登場するよ!ということです。

20世紀以前には、人生は「子ども」と「大人」の2ステージに分けられていました。その後、寿命がのびたことによって「ティーンエージャー」と「引退者」のステージが追加されます。

そしてさらに寿命がのびる将来、先ほど紹介した3つの“年齢に関係ない”人生のステージが登場するのです。

著者は、年齢に関係ない人生のステージを生きるために必要なのは「若者の特徴とされていた性質」だと言います。具体的には、若さと柔軟性、遊びと即興、未知の活動に前向きな姿勢の3点。

いつまでも若々しくいる人が増える一方で、「年齢を言いわけにできない時代」が来るのだなと実感しました。「私もう年だから……」って言えない世の中、結構シビアですよね。
全員の発表が終わったあとは、感想を共有しました。

みなさんの感想で多かったのは、
「結構知ってる内容も多かったな……」というもの。主催者の小室さんいわく、本が出版された当時は目新しい内容だったそうなので、一年足らずで内容が世の中に浸透しているようです。

確かに内容は知られていることも多くありましたが、100年時代をどう生きていくかへのヒントがたくさん詰まっていました。「よく分からないけどなんとなく不安」だった100年時代が、読書会を通じてポジティブに捉えられるようになったことが私にとっては大きな成果だと感じました。

Impact Hub Kyotoでは、定期的にトレンドの書籍をあつかって読書会を行なっています。
「本を読もうと思いつつも途中で挫折してしまう……」「本を読んだ感想をみんなでシェアしたい」という方、ぜひ参加してみてください!!

≪終わり≫

 

記事:近藤百合菜

同志社大学商学部の四年生であり、Impact Hub Kyotoのインターン生でもある。 ふたつのbeの肩書き、”想いを受け入れ表現する、喜びと驚きの「伝想士」””現在(いま)ある幸せを愛する、ゆったり自由なかけだし「女優」”を大切に日々暮らす。 興味がある分野は、マインドフルネス、コミュニティ、アートなど。 来年4月にサイバーエージェント入社予定。

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