Dojo for Changeをコンセプトに掲げるImpact Hub Kyotoでは、創造性と社会への関わりを大切にしながらグローバルな活動を続けているゲストを囲み、ともに学び、行動するワークショップ「HUB Inspire Me! 世界を変える仕事」シリーズをはじめます。

「世界を変える仕事」は、社会起業・デザイン・環境・イノベーション・サスティナブル・共感をキーワードとして、それぞれの分野で変化を実践するゲストのトークとディスカッションにより、参加者ひとりひとりが意識を変え、実践に踏み出すための連続ワークショップです。
1回ごとに1人のゲストを講師としてお招きし、第1部＝トーク、第2部＝ゲスト＆参加者全員によるディスカッションを行います。
進行は桜井肖典さん（gift*Inc.代表、Impact Hub Kyoto世話役）です。

Impact HuｂKyotoならではの親密で刺激的な学びの場を通じて、世界を変えるビジネスやプロジェクトのアイデアを磨き、同じ志を持つ方々との親交を深めていただけます。第一回は、精進料理界の鬼才　棚橋俊夫さんです(http://www.zecoow.com/)

【日時】2013年12月26日（木）18時半開場　19時開演
【場所】Impact Hub Kyoto
Map：http://kyoto.impacthub.net/access/　「京都家庭女学院」で検索可
【参加費】一般2000円・会員1500円・学生1000円
【お申し込み】https://docs.google.com/forms/d/1SmSOIt0G6zMn-xsMJnQ1FuYn3JeSTxBhFnrho8uIrqE/viewform

「日本の“精進”のこころを、みんなで世界へ」

精進、それは、旬の素材をまるごと生かし、丁寧に調理したおいしい食事で、こころとからだを満たすこと。
与えられた食材と食事に深く感謝し、その命を無駄にしないように、日々を精一杯生きること。
食を通じて、作る人と食べる人が、こころを通わせ、生きとし生けるものすべてに思いを馳せること。
効率や便利さばかりが重視される現代では、昔ながらの伝統的な手法で作られる“ほんもの”が、マスマーケティングにより大量生産される便利な“まがいもの”に駆逐されつつあります。
古き良き日本のこころ、精進のこころを守り続けるために 今こそ私たちはスクラムを組んで立ち上がり、世界に活路を見いだすべきではないでしょうか。

チームで一丸となって臨めば、大きなムーブメントへと繋がります。

精進料理の鬼才　棚橋俊夫さんは、精進への思いを馳せ、チーム精進を立ち上げました。ほんまもんの調味料をつくっておられる方と2014年に精進行脚にカリフォルニア、ＮＹに参ります。

彼の生き方と食に対しての思いを聞いてみませんか？

☆ゲスト講師のご紹介☆—————————-
棚橋俊夫　http://www.zecoow.com/
「是食（ぜくう）キュリナリーインスティテュート」を立ち上げ、「21世紀は野菜の時代」と信じ、精進料理をとおして、野菜の素晴らしさや心身共に 豊かな生活を提案するため、国内外で意欲的な活動を続けている。

滋賀県大津市の禅寺「月心寺」の村瀬明道尼のもとで修行。1992年、表参道に精進料理の店「月心居」を開く。NHK朝の連続テレビ小説「ほんまもん」の料理監修を務める。同年ロンドンのVictoria and Albert Museum にて実演。
2008年2月、是食（ぜくう）キュリナリーインスティテュート」設立。2009年4月、京都造形芸術大学で「食藝プログラム」の教鞭をとる。著書に「精進SHÔJIN-野菜は天才-」（2003 文化出版局）、「野菜の力精進の時代」 （2008河出書房新社）。2013年度の経済産業省クールジャパンプロジェクトに 採択され、2014年1月から2月カリフォルニア、NYを精進料理普及のため行脚する 予定。現地禅センターとのコラボレーション、グーグル、フェイスブックの社員食堂等でのワークショップ、食育では現地のスクールを訪れます。発酵・うまみ・こくを大事にされている希少な調味料を支える方々とチーム精進を組み活動中。