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世界60都市に広がりをみせるImpact Hubは、各地域毎にオリジナリティあふれる展開をみせています。Impact Hub Kyotoでは、欧米型のHubを古都・Kyotoに一旦ダウンロードすべく、コワーキングスペースを京都ゆかりの言葉「会所」と称し、また会員制も「松・竹・梅・友」と一新し、私たちの身体感覚に合った設えをほどこしていきます。

そこで、11月25日(月)から30日(土)の6日間を「会所びらき週間」として、期間中は様々なバックグラウンドを持つメンバー達が持ち味を活かして、参加型の講座や勉強会、交流の場を用意するほか、通常は会員限定の会所も含めてHubの一日を体験していただけます。

連日「お世話役(ホスト)」がみなさまのご縁をつなぎ、夢を語らい合う場をご用意してお待ちしております。

Impact Hub Kyotoの実際の活動の様子に触れていただき、メンバーや訪問者との交わりを通して、ぜひ現代の「会所」を体感していただければ幸いです。

会所びらき週間の詳細はこちら↓↓↓
https://kyoto.impacthub.net/kaisho_week/

11月25日(月)から30日(土)の6日間を「会所びらき週間」として、期間中は様々なバックグラウンドを持つメンバー達が持ち味を活かして、参加型の講座や勉強会、交流の場を持ち、6日間で総勢195名の方にご来場いただきました! 期間中にはメンバー同士のコラボレーションから生まれたプロジェクトもいくつか始まり、今後Impact Hub Kyotoで育まれていく多くの可能性を感じられる1週間となりました。

 

27日にはメンバーの島野聖美さんと世話役の熊倉聖子さんによるコラボレーションから島野聖美さんのプロジェクトである自主保育「子どもと小さな暮らしワッカ」の勉強会が行われました。ゲストの助産師さん、宮川友美さんを囲み多くの子ども達とお母さん達がいのちのある暮らしについて語る素敵な時間がありました。

勉強会「助産師さんを囲んで」の模様

勉強会の模様

 

その後のSexy Saladでは、勉強会の参加者も一緒に多くの方がサラダの具となる野菜を持ち寄って、美味しいコラボレーションがおこりました。大人も子供も大勢がテーブルを囲みとても賑やかで楽しい時間となりました。近所の食彩市場で買った地元の新鮮な野菜を使って一緒に作り食べる作業を共にする事で育まれるコミュニティのつながりもあらためて実感する機会でした。

Sexy Salad

Sexy Salad

 

28日にはImpact Hub Kyotoの空間づくりにご協力頂いている京都工芸繊維大学でワークプレイスデザインを研究されている仲研究室の皆様とワークプレイスDIYとしてメンバーとImpact Hub Kyotoの中庭の竹を使って間仕切りの作成をしました。自分たちで作ったものがあると場により一層の愛着を感じるものですね。現在も着々とワークプレイスが整備されています。

DIYの作業風景

DIYの作業風景

 

同日には世話役、小林みゆきさんによるHUB Reconnect 「Art of Sitting」で長時間でも疲れないイスへの座り方を学びました。普段意識しない座骨とからだの関係や自分にあったイスなど様々な発見がありました。効果的に仕事が出来る様になるためにはからだとしっかりつながる事が大事なんですね。

Art of Sittingとは

Art of Sittingとは

29日には多くの企画が同時多発的に行われました。Impact Hub Kyotoが気になる方に気軽に立ち寄っていただける場を作ろうと始まったHUB Barでは美味しいお酒とつまみを囲み参加者が交流を深めていました。また同日は世話役の熊倉敬聡さんのご友人であり、鹿児島の大隅半島で空き家活用アートプロジェクトを展開する「JOU」さんによるプレセンテーションンとダンス、そして鹿児島の美味しい特産品がHUB Barで振る舞われました。これからこの場が「京都に行くならImpact Hub Kyotoに立ち寄ったらいいよ」、と各地で地域や社会のために活動し様々な分野で活躍している方達が集るHUBになっていけたらいいなぁと思いました。

HUB Bar w. JOUさん

HUB Bar w. JOUさん

 

同時に2階では世話役の小林みゆきさんと桜井肖典さんによるコラボ企画、スタートアップ&アーティストのためのウェブデザインサークルが開かれていました。クリエイティブディレクターとして活躍する桜井肖典さんを講師として、「どんなターゲットに、何をすることでどんな問題を解決し、どのような状態を作るのか」という形式に沿った参加者の自己紹介から始まるビジネスデザインワークショプが行われ、参加者達がそれぞれのプロジェクトについてじっくり考える時間となりました。私にとっては、桜井さんの本業としているワークを体験する始めての機会でした。仲間とはいえ、普段のお互いの活動をあまり知らない事を実感。彼がやっている事を体験して改めて彼のgiftの素晴らしさ感じ、コミュニティとしてもっとこういった機会を増やしてお互いの活動を体感するのは大事だなと感じました。

自主勉強会

デザインサークル

会所びらき週間を通じてImpact Hub Kyotoのコミュニティの多様さとそれぞれの人たちが進めているプロジェクトの魅力を再発見しました。これからもメンバー同士の様々なコラボレーションにより各自の活動がより一層魅力あるものになっていく場としてImpact Hub Kyotoのコミュニティが広がっていったらと思います。

Impact Hub Kyoto 世話役 鈴木栄里

Dojo for Change第1回目プログラムが12月22日(日)に開催されました。記念すべき第1回目のゲストは働き方研究家の西村佳哲さん。西村さんを、Impact Hub Kyoto のお世話役でもある中野民夫さん、桜井肖典さん、嘉村賢州さんが囲み、自分を生かす仕事・働き方について皆で考えました。

当日は会場が埋め尽くされるほどの参加者が集まり、寒い夜にも関わらず熱気に満ち満ちていました。年齢も立場もさまざまでしたが、皆、自分のしごと、というキーワードに惹かれて集まったメンバー。小グループに分かれての自己紹介も時間が足りないほどの賑わいでした。

参加者の皆さん

参加者の皆さん

桜井さん進行のもと、まずは西村さんと民夫さんの出会いのエピソードから、それぞれの今に至るまでの思いや「仕事」について、お話をいただきました。

中野民夫さん+桜井肖典さん

中野民夫さん+桜井肖典さん

「社会を変えようという思いはなかった」という西村さん。もっと具体的で充実感をつくる仕事は誰にでもできるはず。自分にとってではなく、他人にとって自分のしごとがどういう影響を及ぼすかが、社会にとっての意味につながるのではないか。他人の小さな“しごと”にふれることで周りの人々は生を肯定していくのでは、と西村さんが話されていたのが印象的でした。

嘉村賢州さん+西村佳哲さん

嘉村賢州さん+西村佳哲さん

ゲストトークの途中には、参加者で小グループをつくって感じたことをシェアしました。4人の対話から得たものはそれぞれ異なり、参加者同士、他者から学びあう機会にもなりました。先駆者と称される西村さんや民夫さんですが、ここまでの経緯や根底を流れる思いに共感し、勇気づけられた参加者の声も多く聞かれました。

Impact Hub Kyoto 会員: 仲上美和

【HUB Reconnect】『Life-Awakening Program ~いのち興し~』 スタートのお知らせ

4月からセルフイノベーションをキーにImpact Hub KyotoでのHUB Reconnect シリーズの一つとして「いのち興し」をスタートします! そこで、2月からはHubの朝活として、そのプレプログラムを始めます。

朝活

朝の活動風景

 

☆Impact Hub Kyotoの『Life-Awakening Program ~いのち興し~』とは?
朝は心身を磨き整えるゴールデンタイム。そんな朝時間を有効に使う習慣を身につけ、クリエイティブで生命力溢れる生活を創造していきましょう。
一日の始まりに集まり”いのち”を磨く身体道場、ヨーガ、呼吸法、瞑想、合気道の実践を通して心身を整え、感性を磨くすべを学んでいきます。
また、Impact Hub Kyotoは事業スタートアップや、イノベーション力を活性化したい人間が集う場所でもあります。
Hubとしての魅力を活かし参加者同士の交流を深めるフリータイムもご用意致します。 新たなイノベーションへのアイディアを活性化させ、
今後のコラボレーションや可能性を現実へと進めていく場づくりとしてもご活用下さい。
早起きは三文の徳♪ 皆さまのご参加お待ちしています☆

 

 

 

朝活ご飯

Hubでの朝ご飯の風景

 

 

日程:

2月12日、26日(水)7am~8:30am、
2月23日(日)8:30am~10am
3月12日、26日(水)7am~8:30am、
3月16日(日)8:30am~10am

参加費:一般1,500円/会員1,000円(お茶付き)

当日お持ち下さい。

 

 

一緒に参加したい方は、↓
https://docs.google.com/forms/d/1Tbl9OiO6ynaIEb0UPI7GuWC-NGo8x-Rzzli64jv_pAg/viewform

 

世話役ー小林みゆき、児玉俊彦より

1月26日(日)に開催されたDojo for Change第2回目では、「成果を出す事業を考える」というテーマのもと、ベンチャーキャピタリストの村口和孝さんをお迎えし、Impact Hub Kyoto世話役の桜井 肖典さん、嘉村 賢州さんの進行で行なわれました。

 

☆村口和孝さん☆

個人型ベンチャーキャピタルの日本テクノロジーベンチャーパートナーズ (NTVP)代表 http://www.ntvp.com/

慶應義塾大学大学院経営管理研究科(慶應ビジネススクール:KBS)講師

ゆき+けんしゅう+村口さん種から花を

聞き手、嘉村賢州さん+桜井肖典さん
話し手、村口和孝さん

 

事業を育み成果を出して行くことと幸福になることを、1本の木が種から芽吹き、水や養分を得て根を張り葉を付け、やがて花を付けるさまに例えてお話しくださいました。

 

自分という種が芽を出すのに必要なのは、「志」。仲間という葉をたわわにつけて、社会活動という名の花を咲かせます。社会活動の相手(顧客)を引き寄せる蜜の質(商品価値)を高め、競争・互恵関係の中で試行錯誤を繰り返し、やがて実をつける―

 

わかりやすくて楽しいトークに、ぐんぐん引き込まれました。

村口さん+参加者

村口さん+参加者の皆様

 

私自身は、今年1月に起業したばかり。ご縁に恵まれ葉の付けっぷりは思った以上に良いのだけれど、茎や根の張り方には迷いが否めません。葉の重みに堪え兼ねてポキッと行かないようにしなければ・・・(苦笑)。

歴史や社会の中で自身がどう生きていくのかを考えること、つまり、自身の活動領域を決めること。それはつまり、自分にとっての幸せの方角を見極めること、でもあるのですね。そして、村口さんがおっしゃるとおり、絶対に結果を出さなければならないのです。なぜなら、それは自分で決めた幸せの定義で、幸せになることだからです。

参加者

参加者同士での対話の時間

 

Impact Hub Kyoto 会員:松山幸子 ( monomo株式会社代表 http://jp.monomo.jp/)