9都市のファイナリストが参加した最終選考会。優勝は、Kampung Marketer社(インドネシア)のNofi Bayu Darmawanさん。

 革新的なアイデアを持ち、持続可能なベンチャーになる可能性を持つ未来のリーダーをサポートするため、アジア太平洋地域のImpact Hubが連携し開催する起業家支援プログラム「Generation Impact Fellowship」。その最終選考会「Regional Demo Day」が、「アジア太平洋ソーシャル・イノベーション・サミット(APSIS)」に合わせて、9月22日(火・祝)にオンラインで開催されました。

  日本を含めアジア太平洋地域合わせて9都市(Jakarta, Kuala Lumpur,  Manila, Phnom Penh, Taipei, Shanghai, Waikato, Yangon, Kyoto)のファイナリストたちが、国連のSDGsのうち9つのゴール(Goal2,3,4,6,7,8,10,11,13)に関連する課題解決のためのビジネスアイデアを競い合い、接戦の末、優勝したのはKampung Marketer社(インドネシア)のNofi Bayu Darmawanさん。

 Kampung Marketerは、ジャカルタ郊外、ジャワ州中部のプルバリンガと呼ばれる貧困地域の村を拠点とする社会的企業で、村の若者のエンパワーメントに取り組んでいます。とくにインターネット上で行われる商品やサービスに関する取引・決済を意味するEC(E-Commerce)の分野で、農村の若者に実務的な知識の習得とビジネスを最適化する機会を提供しています。村の小さなビジネスと若者をオンラインでつなぎ、インターネット上で販売を促進するプラットフォームを作ることで、職のない村の若者にスキルと仕事の場を生み出し、村人たちの生活向上にもつなげていく社会的インパクトが評価されました。優勝者には、協賛のBank of Americaから賞金5,000米ドルと4ヶ月間の起業支援プログラムが提供されます。

 今回のGeneration Impact Fellowshipで発表された全てのアイデアやプロジェクトは、私たちの社会に意味のある変化をもたらしたいという真の願いを表現したものであり、どれも同じように重要なものでした。 このプログラムは、この最終選考会をもって一旦区切りとなりますが、社会のニーズに応える新しいアイデア、製品、サービスを提供することで問題解決に挑戦し続ける起業家を応援する場を、Impact Hub Kyotoではこれからも作っていきます。

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