第一回NISHIGENE Lab(主催:共創ラボ CO-Lab Kyoto)が、「NISHIGENE Lab vol.1 ホームシェア × コミュニティ」 と題して開催されました!

 

 近年、注目を集めるホームシェア。メディア等で民泊やAirbnbといった言葉を耳にしない日はないほど。旅行客にとっては手軽に滞在する地域の住宅に泊まり、交流や文化の体験ができる一方で、地域コミュニティと旅行客・ホームシェア事業者の関係性づくりについては課題も残ります。AirBnBホストから構成される京都ホームシェアリングクラブにご協力いただき、ホームシェアの最前線と、新たな価値創出の可能性について考えました。

 

 自身でホームシェア・サービスを提供している3人のホスト皆さんが前半のトークゲスト。チェックイン時の案内や地域への声掛け、近隣飲食店への案内をすることで、丁寧に地域コミュニティとの接点をつくっていっていることが紹介されました。それぞれ宿を始めた経緯やコンセプトは違うものの、スライドの写真からは楽しそうな雰囲気があふれ、地域や文化に触れてもらい価値を共有することに喜びを感じていることが伝わる報告でした。

 

 

 P2Pエコノミーに関するトークでは、P2Pプラットフォームをベースにしたシェアリングエコノミーの拡大によって、これまでの製品の販売・サービスの提供を通じた経済的な価値の創出モデルから、地域社会において新たな社会的価値を多種多様に創出するモデルへの変化している、という指摘がありました。まだまだ欧米に比べて”シェア”の意識が一般的でない日本での今後の展開について、会場からも質問や意見が投げかけられました。

 

 

 最後のトークでは、AirBnBの体験プログラムを活用して、文化財や歴史的建造物の良さを知ってもらい、その収益を保全のための資金に充てるという、民間主体による文化的資産の保護の構想が語られました。

 

#プログラム   協力:京都ホームシェアリングクラブ(以下、KHSC)
 <ゲストトーク>
「SDG‘s17の観点から考えるホームシェア」    平出 公一 (KHSC)
「シェアリングエコノミーでご近所を元気に」    早田 和仙 (KHSC)
「民際交流のインパクト」 水野 啓 (KHSC)
「P2Pエコノミーと地域再生」Marc Chataigner(京都大学 経済社会学 後期課程)
「価値を伝える -体験プログラムによる歴史的建築物の保全- 」小林 和子(KHSC)
 <Q&A>
 <グループディスカッション>

 

# 生まれてきた問い
・あたりまえの価値を伝える方法とは?
・まちなみは誰のもの?
・歴史の街、京都で変わり続けるとは?
・守るべきもの、残すべきものとは何か?

 

主催:共創ラボ Co-Lab Kyoto

(開催日:2020年1月9日)

namiki