11月10日には、「NION the Berlin 創業メンバー来日特別交流会」をImpact Hub Kyoto2階にて開催しました。

 

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NIONとは、「Berlinにもっと日本を!」をキーワードにドイツ、ベルリンにて活動されている組織で、今回はベルリンから創業メンバー5名が来日。Impact Hub Kyotoでは、特別招待制で日本の伝統工芸や芸術、学術分野でベルリンを起点に欧州で何かをやってみたいという企業、職人さん、それをサポートするデザイナーやプロデューサー、アーティストグループなど15名近くの方を厳選してご招待し、活動の紹介とネットワーキングの場を提供しました!

 

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NIONでは、ベルリンの壁があった近くの45,000平米の土地の一角(東京でいうところの新宿と原宿のようなエリア)に日本の様々なモノやコトを盛り込んだ「21世紀型日本人街」を作る構想があるそうです。日本のアートや工芸の販売をはじめ、職人さんであったり、銭湯や道場まで併設された壮大な施設だそう。

 

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今回はその施設への日本側の協力者を募る目的もあって、京都で交流会を企画しました。

ドイツと日本は気質的にも似通った面があったり、日本への関心も高いそうなので非常に有望だと思われます。興味のある方は今後のNIONの活動にご注目されてはいかがでしょうか?

Web:nion.berlin

 

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イベント終了後は交流会が行われ、その後はHUBの外で二次会を行いました!

インターナショナルな雰囲気の中で、とても有益な時間を皆様過ごされたようでした。

Impact Hub Kyotoにて数年前から実施しているChange Maker Programプログラムとして
会員の松居佑典さん、会員兼スタッフの西垣とで先日、サンフランシスコにて開催された
SOCAP2017に参加をしてきました。今回は10月10〜13日の日程で開催されていました

今回はそのSocapについての概要をお伝えします。

◆Socapとは?
今年で10年目を迎えたSocapは起業家、投資家、NGO・NPO、行政の関係者約3000人が一堂に集まり、社会的インパクト投資、社会的責任投資について話し合われる世界的カンファレンスです。舞台はサンフランシスコ。今年2017年は10月10〜13日の日程で開催されました。

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このSocapのコンセプトはMoney+Meaning。社会を良くするために、経済的利益のみの追求に限界を感じた企業やお金を寄付するのみの支援に限界を感じた投資家などが、経済的側面と社会的意義を両立させた社会的インパクト投資の発展を目的としています。
このような目的で集まった関係者が年に一度集まり、今の社会の仕組みを望ましい方向へ変えていくという意識を一つの場所に集結させることにも意義を感じました。

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参加者は気候変動やLGBT、人種差別といった様々な分野から、それぞれの分科会において活発な交流が行われました。また、参加者同士のネットワーキングも盛んで、ランチ、オープニングパーティーなどで分野間の横断的な交流、Socap専用のSNS上でも参加者のプロフィールが閲覧することができ、ディスカッションを通して交流することができる利便性の高い仕組みも用意されています。

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開催地サンフランシスコはシリコンバレーを擁するカリフォルニア州の都市であり、投資家も多く新たな発想に寛容性のある土地でもあり、SOCAPに適した場所であります。

次回以降もSocapの内容の一部をご紹介していきます。