6月3日に「100万人のクラシックライブ」を開催しました。

Impact Hub Kyoto では、毎回好評で、これが2回目の開催になりました!

大人42名、子ども30人と、会場は大変な賑わいでしたー!

 

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ヴァイオリンの相本さんは、京都市交響楽団の方、ピアノの鳫さんは大阪で音楽塾を主宰されている方で、

本格派のプロの演奏をこんな距離で聴けました。

天井が木造で高いのですが、想像以上に音が良く響きました。

この建物の設計は、大正時代の逓信技師の岩元祿(いわもと ろく)さんなのですが、彼も音楽が好きで、

夜通しグランドピアノを鳴らしていたのだそうです。

 

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演奏者の方には、毎回の曲の前後には、解説を入れてくださって、作曲家のメンデルスゾーンの話や、

「ピチカート」というヴァイオリンの演奏法についてとか、曲の聴きどころを教えてくださいました。

 

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今回は子どもコーナーも充実 (笑)

小さい子どもを連れていけるコンサートということで、大変好評でした。

なかなか小さい子どもを気軽に連れていけるコンサートってないので、貴重な機会だったことでしょう。

 

下の写真は、「このヴァイオリンの弦は何でできてる?」というクイズコーナーがあったり、

とても和やかなコンサートでした!

 

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参加いただいた方から、参加の感想もいただきましたので、ご参考までに。

 

・親子連れがとても多く、通常のクラシックコンサートでは見られない光景にワクワクした。

・会場の建築物としての価値や歴史について触れられたのが、入り口としてとてもよかった。

・このようなライブはやはり音響面で場所をかなり選ぶことになるなぁと、開催面でのハードルを感じた。

・場の雰囲気がとてもよかった。ベビーちゃん・こどもを受け入れる空気感があたたたく、安心感があった。

・トイレが2Fにもあるというアナウンスはよかったが、実際に迷っているひともおり、もう一歩踏み込んだ丁寧さがあってもよかったかも。

・選曲のセンスがよかった。

・ドネーションについて説明があったが、もう少し積極的にアプローチしてもよかったかも。享受するだけでなく支援する側にも回ってほしいという想いをもう少し強く伝えてもよかったのでは? ただ押し付けがましくしたくないという想いもわかるので、このあたりのバランスがむずかしいですね。

・だれでも気軽に開催できる仕組みなどについて、コンサート最後に告知があってもよかったかも。

・このコンサートに興味関心をもったひとに向けた「次の一歩」を知らせる何か、があってもよかったかもしれない。

・時間の尺はこのくらいでちょうどよかったと思う。もう少し聴きたいと思わせる余韻があるくらいで。大きくないこどもにはあの長さが限界だったと思う。

 

この企画は、一般財団法人100万人のクラシックライブの事務局が全面的にバックアップしてくれ、

演奏者や楽器、チラシの手配などもサポートしていただけるというものです。

ぜひ自分たちでもコンサートを企画してみたい方は、サイトまでお問い合わせください。

 

 

6月5日、ART CAMP TANGO 2017「音のある芸術祭」のプレスリリースイベントが、3階スペースで開催されました!

 

これは、京丹後市在住のアーティストと地域の有志が立ち上げた団体で、2013年より「音」にまつわる芸術表現を主軸として、サウンド・アート、現代美術、音楽、ダンスなどの領域を横断し活躍するアーティストを丹後へ招聘してくるという活動です。様々なアーティストが丹後に滞在し、自然環境や風土、文化から得た体験をさまざまな方法で創造的に共有するアート・プロジェクトを展開しています。

 

 

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こちらはキュレーションチームから、企画やアーティストの紹介。

2017年度は、香港のアートNPOであるsoundpocket からもアーティストを招聘して行うとのこと。

 

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参加アーティストの紹介がありました。こちらは風景を主題に作品制作やワークショップを行う美術作家の小川 智彦さん。

 

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丹後半島在住のギタリストであり作曲家である山崎昭典さんからは、丹後の波をイメージした素敵なギター演奏もありました。

 

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たくさんのプレスの方や関係者が集まった、盛大な発表機会になりました。

京丹後での音をテーマにしたアート、関心のある方はぜひ足をお運びください。

 

会 期:2017 / 9 / 9 (土)- 24(日)
アーティスト・イン・レジデンス 8 / 28(月)- 9 / 8(金)

開催地:京都府京丹後市

参加アーティスト

  • 大城 真 | Makoto Oshiro
  • 小川 智彦 | Tomohiko Ogawaa
  • 木藤 純子 | Junko Kido
  • 木村 玲奈 | Reina Kimura
  • 鈴木 昭男 | Akio Suzuki
  • 三原 聡一郎 | Soichiro Mihara
  • 宮北 裕美 | Hiromi Miyakita
  • 山崎 昭典 | Akinori Yamasaki

soundpocketアーティスト(香港)

  • サムソン・チェン | Samson Cheung
  • アルミミ・ヒフミ | Arumimi Hifumi
  • フィオナ・リー | Fiona Lee
  • フランク・タン | Frank Tang

キュレーター

  • アリス・ウォン | Alice Wong (soundpocket ディレクター)
  • 青嶋 絢 | Aya Aoshima
  • 清澤 暁子 | Satoko Kiyosawa
  • 宮北 裕美 | Hiromi Miyakita

 

 

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2017年6月7日、スイスより、セスト&ガブリエーレご夫妻をお招きし、約50名近くの方とともに、語りあいの時間を持ちました。

お二人は、スイスで起業家、コンサルタントとして活躍されたかたわら、経済だけが世界を動かしているのではないと、「World Spirit Forum」を立ち上げ、世界経済フォーラムが始まる4日前に、会議参加者の意識を高めてから行えるように取り組んでこられました。

また、フランスのCOP会議のアドバイザーも務められてきたのですが、2015年に、パリで自然環境フォーラムがあった際に、「アパートを解約して旅に出よう」というアイデアが湧き、持っていたものを全て身近な人々に与えて、終わりのない旅に出たそうで、その旅の途上で京都に立ち寄っていただきました。

 

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一方通行の情報提供ではなく、双方向の自由な語りあいがしたいとのことで、「オープン・ダイアログ」という形式で、

会場から思い思いに投げかけやシェアリングが行われました。

「いつから精神性を意識し始めたのか?」

「夫婦であることはどういうこと?」

「自分を愛するって、みんなどうする?」  など、様々な投げかけがありました。
ガブリエーレさんからの最後のコメントが印象的でした。
「人が奥底に持っていることをシェアした時に人がつながると信じています。
恐れによって、人とのつながりができなくなるから、
こういった今日のような場所と人々と共有することがとても大事。
それを日常することができたら、世界はもっといい世界になると思っています。
あなたと私は関係ない、他人なのではなく、みんなと共有していきましょう。」
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最後に、参加者の方から感想をいただいたので、共有します。
今回のイベントは、私が過去に参加したことのあるトークイベントの中でも特別な感じ・雰囲気を持っていたのがとっても印象的でした。
雨降りだったのに集まった30名ほどの参加者は年齢・肩書が十人十色。(下は12歳から。。)
おそらくゲストに期待するところも、十人十色だったと思います。

”ゲストが前で、観客が後ろ”という典型的な二元的な配置ではなく、二人がいる円を中心に同心円状に座ることで、自然に場やテーマを共有している一体感が感じられました。

普通ならメインとなる、ゲストの詳しい活動紹介がなく、すぐに相互の「意見交換」に入ったのも珍しい進行でした。
とてもオープンで気さくで、笑顔が魅力的なお二人は、まさに平和の伝道師。
・パートナーシップのこと
・自分を愛する大切さ
・「緑の巡礼」を始めた経緯と、「同じようなことを自分でもやりたい
人はどれくらいいる?」の観客への質問。(かなり多数で喜んでましたね。)など、かなり話題は多岐にわたりました。

全体的に、あのイベントは、京都のHubならではではないかなあ、と感じました。
京都の懐の大きさ、時代の先端を担っている感というか、いろんな意味で感性が高い方が多いなあ、とも感じました。そういう意味では、参加者同士の出会いの場としても機能していましたね。
最後にハブのすごさは、ユニークな創造的空間だけでなく、オシャレで無国籍な気の利いたドリンク&軽食付きだったところにも表れていました。
(あえて言えば、アメリカのNPO的な感じ。。。)

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「 Morning Trip ! 」(世界を旅しよう)というテーマで、アルバニア、デンマーク、パリ、タンザニア、北朝鮮、という5つの国をテーマに、毎回ゲストを招いてきてご紹介してきた本企画。
今回選んだ国は「イスラエル」です! そして今回はシリーズ初めて夜の開催!
ゲストであるイスラエル人シャローム・ポラックさんは、イスラエル国内のベテランのツアーガイドで、世界中の訪問者をガイドするかたわら、講演や執筆活動を行って来られた方で、日本人が知らないイスラエルの魅力をもっと伝えたい!という想いにうたれ、今回の企画が生まれました。

 

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「何千年も国を追われてきたイスラエル人は、どうやって民族として生き残ってきたのか?」
そんなミステリーを、シャロームさんはとてもわかりやすい語り口で、ユダヤ人の4000年の物語を語ってくださいました。
モーゼのこと、ゴライアテとダビデの戦い、エルサレムに初めて神殿を作ったダビデの子どもソロモン王や十戒について。
キリスト教徒との戦いから、近年のアラブ諸国との確執まで。
そして、太陽エネルギー産業や、宇宙衛星の打ち上げ技術、イスラエル発だというCTスキャンや、水、レーザーの防衛技術などのテクノロジーの面が優れているそうで、なかなか日本人にとっては意外なイメージだったのではないでしょうか。
世界人口0.25%のユダヤ人が、ノーベル賞受賞者21%を占めるというのも、驚きの数字でした。
まだまだ謎が深まるイスラエルでした!

 

6月23日に、「第5回京都スタートアップカンファレンス~vcメンターミートアップ~」

が開催されました!

 

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スタートアップの資金調達手段として、大きなウエイトを占めるベンチャーキャピタル投資。
ただ、京都でベンチャーキャピタリストとの面談を受ける機会が少ないので、実際の面談を意識したベンチャーキャピタリストによる公開メンタリングピッチを開催しました。

 

登壇企業は、以下の4社でした。みなさん、素晴らしいプレゼンテーションをしてくれました。

○株式会社 ハカルス 代表取締役 藤原 健真
食事指導を中心とした企業向け ヘルスケア・ウェルネスサービスを提供。
URL:https://hacarus.com/ja/
○株式会社 幹細胞&デバイス研究所 代表取締役 加藤 謙介
効率的な創薬プロセスの実現へ向けた幹細胞応用技術を提供。
URL:http://scad-kyoto.com/
○株式会社 ガシュー 代表取締役 松江 翔輝
クリエイターのためのプラットフォーム「Gashoo」を運営。
URL:http://gashooinc.com/
○株式会社 バイオーム 代表取締役 藤木庄五郎

 

 

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参加してくれたベンチャーキャピタルの方は以下です。
・Draper Nexus Ventures 中垣氏
https://www.drapernexus.com/home-jp
・Eight Roads Ventures Japan 村田氏
https://www.eightroads.com/en
・日本ベンチャーキャピタル株式会社 西日本副支社長 川真田氏
http://www.nvcc.co.jp/

 

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